※本記事は1つの情報源としてご活用ください。重要な変更を加える場合は事前にバックアップを取り、複数の情報源も参考にしながら操作してください。
サポート詐欺でクレジットカードや電子マネーを支払ってしまうと、「もう取り返せないのでは」「PCをこのまま使ってよいのか」と強い不安を感じると思います。まず大切なのは、詐欺業者へ再連絡せず、支払い手段ごとの会社・公的相談窓口・PC確認を分けて順番に進めることです。
- サポート詐欺で支払ってしまった後に、最初にやるべき順番がわかります
- クレジットカード・電子マネー・ギフトカード別に、連絡先と保存する証拠を整理できます
- 警察・消費生活センターへの相談前に準備するものと、PC確認の進め方がわかります
こんな方におすすめの記事です
- 偽のサポート窓口へクレジットカードで支払ってしまった方
- 電子マネーやギフトカードの番号を相手に伝えてしまった方
- 遠隔操作アプリを入れた後、PCや個人情報が心配になっている方
本記事では、サポート詐欺で支払ってしまった後にやることを、クレジットカード・電子マネー・警察相談・PC確認の順にわかりやすく整理します。(落ち着いて順番に確認すれば大丈夫です)
注:この記事では、返金を保証するものではありません。支払い停止や救済措置の可否は、支払い方法・決済状況・各会社の判断によって異なります。まずは公式窓口へ早めに相談してください。
⚠️ 最初にやってはいけないこと
表示された電話番号や、相手から案内された連絡先へ再び連絡しないでください。追加請求、遠隔操作の継続、個人情報の追加取得につながるおそれがあります。また、クレジットカード番号・電子マネー番号・ギフトカード番号・個人情報を、記事コメント欄やSNSに書き込まないでください。
サポート詐欺で支払ってしまった後は、まずこの順番で動く
サポート詐欺で支払ってしまった後は、「お金の連絡先」「証拠保存」「公的相談」「PC確認」を分けて考えると、次にやることが整理しやすくなります。
警察庁は、クレジットカードで支払ってしまった場合はクレジットカード会社へ連絡して支払い停止を依頼すること、電子マネーで支払ってしまった場合は電子マネー管理会社へ被害連絡し、決済手続きの停止や救済措置を相談することを案内しています。詳しくは警察庁のサポート詐欺対策ページでも確認できます。
今すぐやる順番は「支払い先への連絡→証拠保存→相談→PC確認」
支払ってしまった直後は、まず支払い方法を確認してください。クレジットカードであればカード会社、電子マネー・ギフトカードであれば発行会社や管理会社、コンビニ決済であれば支払番号や領収書が確認できる窓口が最初の連絡先になります。
そのうえで、警告画面、相手の電話番号、支払い履歴、レシート、電子マネーカード、遠隔操作ソフト名などを保存します。証拠を消してしまうと、カード会社・電子マネー会社・警察・消費生活センターへ説明しづらくなるため、削除や初期化の前に記録を残すことが大切です。
詐欺業者へ再連絡しない
相手から「返金するためにもう一度電話してください」「確認のために別のアプリを入れてください」「追加の番号が必要です」と言われても、再連絡しないでください。
サポート詐欺では、不安をあおって電話を続けさせたり、遠隔操作ソフトを入れさせたり、有料サポートや電子マネー購入へ誘導したりする手口があります。表示された電話番号や、相手が案内したチャット・メール・SMSではなく、カード会社や公的機関の公式窓口へ切り替えましょう。
「必ず返金」ではなく、停止・救済措置を相談する
支払ってしまった後に返金できるかどうかは、決済方法や処理状況によって変わります。そのため、「必ず返金される」と考えるのではなく、まずは支払い停止・調査・救済措置について相談する姿勢が現実的です。
クレジットカードの場合は、利用明細に反映される前後で対応が変わることがあります。電子マネーやギフトカードの場合は、番号を相手に伝えた時点で利用されている可能性もあります。どちらの場合も、早めに正式な窓口へ連絡してください。
クレジットカードで支払った場合にカード会社へ伝えること
クレジットカードで支払ってしまった場合は、カード会社へ「サポート詐欺の可能性がある支払い」と伝えます。単に「知らない請求がある」と伝えるより、偽警告画面や遠隔操作の流れを含めて説明した方が状況を整理しやすくなります。
カード会社へ「サポート詐欺の可能性がある支払い」と伝える
カード会社へ連絡するときは、次の情報を手元に用意しておくと説明しやすくなります。
カード会社へ伝える前に確認したい情報
- 支払った日時
- 支払った金額
- 利用明細に表示されている加盟店名・請求名
- 警告画面に表示されていた電話番号
- 相手と話した内容
- 遠隔操作アプリを入れたかどうか
- カード番号・セキュリティコード・氏名・住所などを入力したかどうか
カード会社の連絡先は、検索結果や相手から送られたURLではなく、カード裏面、公式アプリ、公式サイトから確認してください。偽サイトや偽電話番号へ誘導される二次被害を避けるためです。
支払い停止・調査・カード停止や再発行を相談する
カード会社へは、支払い停止が可能か、不正利用調査の対象になるか、カード停止や再発行が必要かを相談します。対応内容はカード会社や決済状況によって異なるため、記事内で「この手順なら必ず止まる」とは言い切れません。
ただし、警察庁もクレジットカードで支払ってしまった場合は、クレジットカード会社へ連絡して支払い停止を依頼するよう案内しています。まずは早めにカード会社へ連絡することが重要です。
カード番号や個人情報を入力した場合は追加被害にも注意する
偽サポートの画面や相手が案内した入力フォームに、カード番号、セキュリティコード、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを入力した場合は、追加の不正利用にも注意が必要です。
カード会社に相談するときは、支払い済みの請求だけでなく、カード情報を相手に伝えた可能性があることも伝えましょう。利用通知の確認、カード停止、再発行、オンライン明細の確認など、カード会社の案内に従って対応してください。
電子マネー・ギフトカード・コンビニ決済で支払った場合の初動
電子マネーやギフトカードで支払ってしまった場合は、購入したカードやレシートを捨てずに保管し、発行会社・管理会社へできるだけ早く連絡します。
警察庁は、電子マネーで支払ってしまった場合、電子マネー管理会社へ被害連絡し、決済手続きの停止を依頼するとともに、救済措置について相談するよう案内しています。
電子マネー番号を伝えたら、管理会社へすぐ連絡する
電子マネーやギフトカードは、カードそのものを相手に渡していなくても、番号やコードを伝えることで価値を使われてしまう場合があります。
管理会社へ連絡するときは、次の情報を手元に用意してください。
| 保存するもの | 確認する理由 |
|---|---|
| 電子マネーカード・ギフトカードの現物 | カード番号や種類を確認するため |
| 購入レシート | 購入日時・購入店舗・金額を確認するため |
| 相手に伝えた番号やコードの記録 | どの番号を伝えたか説明するため |
| 通話履歴・SMS・メール | 相手とのやり取りを説明するため |
| 警告画面の写真やスクリーンショット | サポート詐欺の流れを説明するため |
番号を伝えることは価値を渡すことに近い
電子マネーやギフトカードでは、番号やコードを伝えることで、相手が残高を使える状態になることがあります。金融庁も、プリペイドカード番号などを要求する詐欺への注意を呼びかけています。詳しくは金融庁の注意喚起を確認してください。
ただし、番号を伝えてしまった人を責める必要はありません。サポート詐欺は、警告音や偽画面で強い不安をあおり、冷静に判断しにくい状況を作る手口です。大切なのは、気づいた時点で追加の番号を伝えず、管理会社や公的窓口へ相談することです。
コンビニ決済・支払番号を使った場合も履歴を保存する
コンビニ決済や支払番号を使って支払った場合も、レシートや決済メール、支払番号、購入店舗、支払日時を保存してください。
コンビニ店員や店舗へ責任を問うのではなく、まずは決済サービス側の窓口、警察、消費生活センターへ相談する流れになります。店舗で発行された控えやレシートは、後から状況を説明するための重要な資料になります。
警察・消費生活センターへ相談する前に保存する証拠
支払い手段ごとの会社へ連絡したら、警察や消費生活センターへ相談する準備を進めます。相談時には、何が起きたのかを時系列で説明できるようにしておくとスムーズです。
警察へ相談するときに持参・保存したい資料
警察庁は、サポート詐欺の被害に遭った場合、偽のセキュリティ警告画面やインストールしたソフトウェアが分かる資料などを持参して、最寄りの警察署へ相談するよう案内しています。
保存しておきたい資料は次のとおりです。
警察・相談窓口へ説明するために残したいもの
- 偽警告画面の写真・スクリーンショット
- 画面に表示されていた電話番号
- 相手との通話履歴
- インストールした遠隔操作ソフト名
- クレジットカードの利用明細
- 電子マネーカード・ギフトカードの現物
- 購入レシート・領収書
- 相手から届いたSMS・メール・チャット履歴
PCの画面を閉じる前に、スマートフォンで写真を撮るだけでも記録になります。ただし、警告画面に表示されている番号へ電話をかけ直したり、画面の指示に従ってアプリを追加インストールしたりしないでください。
消費者ホットライン188で消費生活センターにつなげる
警察への相談とあわせて、消費生活センターへの相談も検討できます。消費者庁は、困ったときは消費者ホットライン「188」へ相談するよう案内しています。188は、最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口を案内する電話番号です。詳しくは消費者庁の消費者ホットライン案内をご確認ください。
188がつながらない場合、国民生活センターのバックアップ相談が案内されている場合もあります。受付時間や利用条件は変わることがあるため、最新情報は消費者庁・国民生活センターの公式情報で確認してください。
相談前に時系列メモを作る
相談前には、完璧でなくてもよいので時系列メモを作っておきましょう。いつ、どの画面が出て、どこへ電話し、何を入れ、何でいくら支払ったのかを整理するだけで、説明しやすくなります。
| メモする項目 | 書き方の例 |
|---|---|
| 警告が出た日時 | 6月16日 14時ごろ |
| 表示された内容 | ウイルス感染、電話してください、など |
| 電話した番号 | 画面に表示されていた番号 |
| 入れたソフト | 遠隔操作アプリ名、セキュリティソフト名など |
| 支払い方法 | クレジットカード、電子マネー、ギフトカード、コンビニ決済など |
| 支払金額 | 利用明細やレシートにある金額 |
遠隔操作や個人情報入力がある場合のPC・アカウント確認
サポート詐欺では、金銭被害だけでなく、遠隔操作ソフトを入れさせられたり、アカウント情報を入力させられたりする場合があります。支払い先への連絡や証拠保存と並行して、PCやアカウントの安全確認も進めましょう。
遠隔操作を許可した場合は、まずネット接続を切る
遠隔操作を許可した場合は、まずPCをインターネットから切り離します。Wi-Fiをオフにする、LANケーブルを抜くなど、相手が接続を続けられない状態にしてください。
警察庁は、偽警告画面で指示されるアプリやソフトウェアをダウンロード・インストールしないこと、インストールしてしまった場合はネットワークから切断し、ウイルスチェックやアンインストール、可能であれば初期化やパスワード変更を行うことを案内しています。
⚠️ 初期化の前に証拠を残してください
PCを初期化すると、警告画面、通話の流れ、入れたソフト、ブラウザ履歴などの確認が難しくなる場合があります。緊急でネット接続を切った後、可能な範囲で写真・メモ・支払い履歴を残してから、初期化や削除を検討してください。
遠隔操作アプリ・不審な設定は既存記事で確認する
遠隔操作アプリを入れてしまった場合は、アプリの有無、スタートアップ、ブラウザ拡張機能、通知設定、ネットワーク設定などを確認します。詳しい確認手順は、遠隔操作アプリを入れてしまった後のPC確認手順で整理しています。
また、まだ支払う前の段階で偽警告や警告音が出ている場合は、「ウイルスに感染しました」と警告音が鳴った時に最初にやることも参考にしてください。
Microsoftを名乗る警告でも、正規エラーとは限らない
偽警告画面では、Microsoftや有名セキュリティ企業のロゴのようなものが表示される場合があります。しかし、ロゴが表示されているだけで本物とは判断できません。
Microsoftは、正規のMicrosoftエラーメッセージに電話番号は含まれないと案内しています。詳しくはMicrosoft公式のテクニカルサポート詐欺に関する案内を確認してください。
Microsoftを名乗る画面であっても、電話番号へ連絡したり、相手の指示で遠隔操作アプリを入れたりしないことが重要です。
やってはいけないことと、家族が手伝うときの注意点
サポート詐欺の被害に気づいた後は、焦って行動するほど二次被害につながりやすくなります。ここでは、支払い後に避けたい行動と、家族が手伝うときのポイントを整理します。
カード番号・電子マネー番号・個人情報をコメント欄に書かない
インターネットで相談するときに、カード番号、電子マネー番号、ギフトカード番号、電話番号、住所、氏名、メールアドレスなどをコメント欄やSNSに書き込まないでください。
「この番号は使われていますか」「このカードは返金できますか」と確認したくなるかもしれませんが、番号を書き込むと第三者に悪用されるおそれがあります。相談するときは、カード会社・電子マネー管理会社・警察・消費生活センターなどの正式な窓口を使いましょう。
詐欺業者との交渉や返金交渉を自分で続けない
相手に返金を求めて電話を続けると、さらに別の名目で支払いを求められたり、追加の個人情報を聞き出されたりするおそれがあります。
相手が「返金には手数料が必要」「確認のためにもう一度遠隔操作する」「別の電子マネーを購入してほしい」などと言ってきた場合も、応じないでください。返金や停止については、支払い手段ごとの会社や公的窓口へ相談しましょう。
家族が手伝うときは、責めずに証拠保存と連絡を分担する
家族がサポート詐欺に遭った場合、「なぜ電話したのか」「なぜ払ったのか」と責めるより、まずは被害拡大を止めることを優先してください。
本人が動揺している場合は、家族が次のように分担すると進めやすくなります。
本人が確認すること
どの画面が出たか、どこへ電話したか、何を入れたか、何で支払ったかを思い出せる範囲で整理します。
家族が手伝えること
カード会社への連絡準備、レシート探し、警告画面の撮影、188や警察相談の準備を一緒に進めます。
PCの状態が不安で外部サポートへ相談する場合は、作業前に料金、見積もり、作業範囲、キャンセル可否を確認してください。確認項目はPCサポートに相談する前の料金・見積もりチェックでも整理しています。
よくある質問(FAQ)
サポート詐欺で支払ってしまったら返金されますか?
必ず返金されるとは言えません。クレジットカードであればカード会社、電子マネーやギフトカードであれば管理会社へ早めに連絡し、支払い停止・調査・救済措置について相談してください。あわせて警察や消費生活センターへの相談も検討しましょう。
電子マネー番号を伝えたら、もう何もできませんか?
番号を伝えると、すでに使われている可能性があります。ただし、管理会社への被害連絡、決済手続きの停止依頼、救済措置の相談、警察や消費生活センターへの相談は早めに行うべきです。カード現物やレシートは捨てずに保管してください。
警察に行く前に何を保存すればよいですか?
偽警告画面、表示された電話番号、通話履歴、インストールしたソフト名、支払い履歴、クレジットカード明細、電子マネーカード、購入レシート、相手とのメールやSMSを保存してください。事前に警察署へ電話し、持参する資料を確認すると相談が進めやすくなります。
PCはすぐ初期化した方がよいですか?
遠隔操作を許可した場合でも、まずはネット接続を切り、証拠や設定情報を記録してから判断してください。初期化は有効な場合もありますが、証拠や必要な情報が消える可能性があるため、支払い先への連絡や相談準備とあわせて慎重に進めましょう。
家族がサポート詐欺に遭った場合、最初に何を手伝えばよいですか?
まず本人を責めず、支払い方法、支払金額、警告画面、相手の電話番号、入れたソフトの有無を一緒に確認してください。その後、カード会社や電子マネー管理会社への連絡、証拠保存、警察・188相談の準備を分担すると進めやすくなります。
まとめ:サポート詐欺で支払ってしまった後は、支払い先への連絡と証拠保存を優先する
この記事では、サポート詐欺でクレジットカード・電子マネー・ギフトカード・コンビニ決済などを支払ってしまった後にやることを整理しました。
- 詐欺業者へ再連絡しない:追加請求や遠隔操作の継続を避けるため、表示された電話番号や相手の連絡先には戻らないようにします。
返金を求めたい場合でも、相手と直接交渉せず、カード会社・電子マネー管理会社・警察・消費生活センターへ相談してください。
- クレジットカードはカード会社へ連絡する:サポート詐欺の可能性がある支払いとして、支払い停止・調査・カード停止や再発行について相談します。
利用明細、決済日時、金額、相手の電話番号、遠隔操作の有無を整理して伝えると説明しやすくなります。
- 電子マネー・ギフトカードは管理会社へ相談する:番号やコードを伝えた場合は、カード現物やレシートを保存し、管理会社へ被害連絡と停止・救済措置の相談を行います。
番号を伝えてしまっても、自分を責めず、追加の番号を伝えないことを優先してください。
- 証拠を保存して警察・188へ相談する:警告画面、支払い履歴、電子マネーカード、レシート、入れたソフト名などを残しておきます。
消費生活センターへの相談は、消費者ホットライン188から案内を受けられます。
- 遠隔操作があればPC確認も進める:ネット接続を切り、遠隔操作アプリや不審な設定、パスワード入力の有無を確認します。
PC確認の詳細は、遠隔操作アプリを入れてしまった後の確認手順を参照してください。
サポート詐欺で支払ってしまった後は、焦って相手へ連絡を続けるよりも、正式な窓口へ早く切り替えることが大切です。支払い方法ごとに連絡先を分け、証拠を残し、必要に応じて警察・消費生活センター・PC確認へ進めてください。

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