※本記事は1つの情報源としてご活用ください。重要な変更を加える場合は事前にバックアップを取り、複数の情報源も参考にしながら操作してください。
「Windows Updateが必要です」「セキュリティ更新を今すぐ実行してください」といった画面が突然表示されると、本物なのか偽物なのか迷ってしまいます。特に、ブラウザ上に警告が出たり、電話番号やダウンロードボタンが大きく表示されたりすると、焦って押してしまいそうになるかもしれません。
- 偽Windows Updateサイトや偽警告を見分ける基本的な考え方
- Windows Updateを安全に確認する正しいルート
- クリック・保存・実行・電話してしまった場合の対応
こんな方におすすめの記事です
- Windows Updateやセキュリティ更新の画面が本物か不安な方
- ブラウザに出た「今すぐ更新」ボタンを押してよいか迷っている方
- 高齢の家族や初心者のパソコンで怪しい警告が出て困っている方
本記事では、偽Windows Updateサイトに注意し、更新ファイルを入れる前に確認すべきポイントをわかりやすく解説します。(専門知識は不要です!)
⚠️ 最初に覚えておきたいこと
Windows Updateは、基本的にWindowsの「設定」アプリから確認します。ブラウザ上の警告、広告、電話番号付きの画面、外部サイトの大きなダウンロードボタンから更新ファイルを入れないようにしてください。迷ったときは「押さない・電話しない・保存しない・公式から確認」の順で止まることが大切です。
偽Windows Updateサイトか迷ったら、まず設定アプリから確認する
Windows Updateの表示が本物か迷ったときは、今表示されているページ上のボタンを押す前に、Windowsの設定アプリから更新状況を確認するのが基本です。
Microsoft公式サポートでも、Windows 11では「設定」から「Windows Update」を開き、更新プログラムを確認する手順が案内されています。Windows 10でも「設定」から「更新とセキュリティ」を開き、Windows Updateを確認する流れです。詳しい公式手順は、Microsoft公式サポートのWindows Update確認手順で確認できます。
Windows Updateは「設定」から確認する
Windows 11の場合は、以下の流れで確認します。
- スタートボタンをクリックする
- 「設定」を開く
- 「Windows Update」を選ぶ
- 「更新プログラムの確認」をクリックする
Windows 10の場合は、一般的に「設定」から「更新とセキュリティ」を開き、「Windows Update」を確認します。画面の名称はバージョンや表示環境によって多少異なる場合がありますが、基本はWindowsの設定画面から確認する、という点は同じです。
安全な確認ルート
Windowsの「設定」アプリからWindows Updateを確認する。必要に応じて、Microsoft公式サポートやメーカー公式ページを確認する。
避けたいルート
ブラウザ上の警告、広告、電話番号付きの画面、不明な外部サイトのダウンロードボタンから更新ファイルを入れる。
ブラウザ上の警告や広告から更新しない
インターネットを見ている最中に、「Windowsが古くなっています」「今すぐ更新してください」「セキュリティ更新が必要です」といった表示が出ることがあります。
しかし、ブラウザ上に表示されたからといって、それが本物のWindows Updateとは限りません。広告や偽警告が、MicrosoftやWindowsの画面のように見せかけている場合もあります。
そのため、画面上のボタンを押して更新するのではなく、いったんページを閉じ、Windowsの設定アプリから更新状況を確認してください。
電話番号付きの更新警告は電話しない
特に注意したいのが、警告画面に電話番号が表示されているケースです。
Microsoftは、正規のエラーメッセージに電話番号を載せて電話を促すことはないと案内しています。電話番号が表示され、「今すぐ電話してください」と促される場合は、サポート詐欺の可能性があります。詳しくは、Microsoft公式サポートのテクニカルサポート詐欺に関する案内も確認してください。
電話してしまうと、有料サポート契約、遠隔操作アプリのインストール、電子マネーやクレジットカードでの支払いに誘導される恐れがあります。電話番号が出ても、まずは電話しないことが重要です。
電話番号付きの警告画面を閉じられない場合は、電話番号付きの偽警告を閉じる手順も参考にしてください。
本物に見えても注意したい更新通知の特徴
偽Windows Updateサイトや偽警告は、見た目だけでは本物のように感じることがあります。Microsoft風のロゴ、青い画面、セキュリティ用語、警告音などを使って、利用者を焦らせるケースがあるためです。
ここでは、更新通知を装った怪しい表示で注意したい特徴を整理します。
「今すぐ押さないと危険」と急がせる表示
偽警告では、読者を焦らせる表現が使われることがあります。
- 今すぐ更新しないと危険です
- ウイルスが検出されました
- このPCはブロックされました
- 数分以内に対応してください
- 警告音や音声で不安をあおる
もちろん、Windows Updateやセキュリティ対策は大切です。しかし、本物の更新確認は、基本的にWindowsの設定アプリから行います。Webページ上で強く急かされても、その場でボタンを押さないようにしましょう。
⚠️ 急がせる表示ほど、いったん止まる
「今すぐ」「危険」「電話してください」「ブロックされました」などの言葉で焦らせる表示が出た場合は、すぐに操作せず、いったん画面を閉じることを優先してください。
Microsoft風のロゴや画面でも本物とは限らない
偽サイトや偽警告は、MicrosoftやWindowsのロゴ、青い警告画面、セキュリティ用語を使って本物らしく見せることがあります。
そのため、「ロゴがあるから本物」「Windowsっぽい画面だから安全」とは判断できません。見た目ではなく、どこから表示されているか、何を求められているかを確認することが大切です。
たとえば、以下のような場合は注意してください。
- Webページ上に突然、Windows Updateのような画面が出た
- 電話番号が表示されている
- 外部サイトから更新ファイルのダウンロードを求められる
- 遠隔操作アプリのインストールを求められる
- 支払い情報や個人情報の入力を求められる
ドライバー更新やセキュリティ更新を装う表示
偽Windows Updateサイトだけでなく、「ドライバー更新」「セキュリティ更新」「システム最適化」などを装う表示にも注意が必要です。
ドライバーとは、プリンター、ネットワーク機器、グラフィック機能などの周辺機器や部品をWindowsで動かすためのソフトウェアです。古いドライバーを更新すること自体は必要な場合がありますが、不明なサイトから入れるのは避けましょう。
Microsoft公式サポートでは、多くのドライバー更新はWindows Updateを通じて自動的に取得されると案内されています。Windows Updateで見つからない場合は、ハードウェアメーカーの公式サイトを確認する流れが基本です。詳しくは、Microsoft公式サポートのドライバー更新手順も確認してください。
更新ファイルをダウンロードする前の確認チェック
更新ファイルをダウンロードする前なら、被害を防ぎやすい段階です。迷ったときは、保存する前、開く前に立ち止まりましょう。
特に、検索結果や広告からたどり着いたページ、突然表示された警告画面、メールやメッセージ内のリンクから開いたページでは慎重な確認が必要です。
URLと提供元を確認する
更新ファイルを入れる前に、まず提供元を確認してください。
ダウンロード前の確認チェック
- Windows Updateは、Windowsの設定アプリから確認しているか
- Microsoft公式サポートやMicrosoft Update Catalogなど、提供元が明確か
- メーカー公式サイトから入手しているか
- 電話番号付きの警告画面から誘導されていないか
- 広告や不明な外部サイトの大きなボタンを押そうとしていないか
- ファイル名や説明が不自然ではないか
Microsoft Update Catalogは、Microsoftが提供する公式の更新カタログです。ただし、初心者が日常的に手動ダウンロードするための場所というより、特定の更新プログラムを手動で探す必要がある場合に使われることが多いです。通常は、まずWindowsの設定アプリからWindows Updateを確認してください。
Microsoft Update Catalogを使う必要がある場合は、Microsoft Update Catalog公式サイトであることを確認しましょう。
ドライバー更新はWindows Updateかメーカー公式を優先する
「ドライバーが古い」「すぐに更新してください」と表示されると、不安になるかもしれません。しかし、不明なドライバー更新サイトや、広告から開いた更新ツールを安易に使うのは避けた方が安全です。
ドライバー更新は、基本的に以下の順で確認します。
- Windows Updateで更新があるか確認する
- デバイスマネージャーで対象機器の状態を確認する
- 必要に応じて、パソコンメーカーや機器メーカーの公式サイトを確認する
Windows Updateでドライバーが見つからない場合は、ハードウェアメーカーの公式サイトで、使用中のWindowsに対応したドライバーを確認する方法が案内されています。詳しくは、Microsoft公式サポートの推奨ドライバー更新に関する案内を確認してください。
迷ったら保存せず、まず画面を閉じる
「本物かどうか判断できない」と感じた時点で、いったん保存しない判断が大切です。
更新ファイルを保存していなければ、被害につながる可能性を下げられます。すでにダウンロードが始まってしまった場合でも、ファイルを開いていないなら、実行せず削除してください。
また、偽警告が画面いっぱいに表示されて閉じにくい場合でも、電話をかける必要はありません。IPAは、偽セキュリティ警告画面が表示された場合、表示されている番号へは絶対に電話しないよう案内しています。閉じ方については、IPAの偽セキュリティ警告画面の閉じ方に関する案内を確認してください。
クリック・保存・実行してしまったときの対応
すでにクリックした、ファイルを保存した、実行してしまったという場合でも、状況によって必要な対応は変わります。まずは、どこまで操作したかを分けて考えましょう。
表示されただけ・クリックしただけの場合
偽警告が表示されただけ、またはページをクリックしただけの場合、必ずしも感染しているとは限りません。まずは落ち着いて、ブラウザを閉じてください。
警察庁は、偽のセキュリティ警告画面に記載されたサポート窓口へ電話をかけると、有料のサポート契約や支払いに誘導されると注意喚起しています。詳しくは、警察庁のサポート詐欺対策ページを確認してください。
閉じたあとに同じ通知が何度も出る場合は、ブラウザ通知を許可してしまっている可能性があります。その場合は、Chrome・Edgeの怪しい通知を止める方法も参考にしてください。
ファイルを保存したが開いていない場合
ファイルを保存しただけで、まだ開いていない場合は、実行しないことが大切です。
- ダウンロードしたファイルを開かない
- ファイルを削除する
- ごみ箱に入った場合は、ごみ箱からも削除する
- 不安な場合は、Windows セキュリティでスキャンする
ファイル名が「update」「security」「driver」など本物らしい名前でも、提供元が不明な場合は開かないでください。更新が必要かどうかは、設定アプリのWindows Updateやメーカー公式情報で確認しましょう。
実行した・電話した・遠隔操作を許可した場合
ファイルを実行した、表示された電話番号に電話した、遠隔操作アプリを入れた、支払い情報を入力した場合は、早めの対応が必要です。
遠隔操作を許可した場合は、パソコン内の設定変更や不審なアプリの有無も確認した方が安全です。詳しくは、遠隔操作アプリを入れてしまった後の確認手順も参考にしてください。
クレジットカード情報を入力した、電子マネー番号を伝えた、銀行口座に関する情報を伝えた場合は、カード会社、金融機関、警察相談窓口などへの相談も検討してください。
EdgeやDefenderの保護機能で確認したいこと
Microsoft EdgeやWindowsには、危険なサイトや不審なダウンロードを警告する保護機能があります。ただし、保護機能があるからといって、すべての偽サイトを完全に防げるわけではありません。
保護機能はあくまで補助と考え、最終的には「公式ルートから確認する」ことを優先しましょう。
SmartScreenは危険なサイトやダウンロードの警告に役立つ
Microsoft Defender SmartScreenは、Microsoft Edgeでフィッシング詐欺やマルウェアサイト、不審なダウンロードから利用者を守るための機能です。
Microsoft公式では、SmartScreenが悪意のあるサイトや疑わしいダウンロードの識別に役立つと説明されています。詳しくは、Microsoft EdgeでSmartScreenがどのように保護するかの公式案内を確認してください。
SmartScreenの警告が出た場合は、無理に続行せず、ページを閉じる判断が安全です。
Scareware Blockerは技術詐欺対策の補助になる
Microsoft Edgeには、技術詐欺のような脅し画面を検出するためのScareware Blockerも用意されています。
Microsoft公式サポートでは、Scareware Blockerは疑わしい全画面表示の動作などを検出し、技術詐欺から守るための保護レイヤーとして説明されています。端末の仕様やEdgeのバージョンによって利用可否や初期状態が異なる場合があるため、詳しくはMicrosoft EdgeのScareware Blocker公式案内を確認してください。
保護機能があっても「公式ルート確認」を優先する
SmartScreenやScareware Blockerは便利な保護機能ですが、警告が出なかったからといって、すべてのサイトが安全だと断定できるわけではありません。
特に、Windows Updateやドライバー更新を装う表示では、以下の順番を守ることが大切です。
- ブラウザ上の警告や広告をその場で押さない
- 電話番号が出ても電話しない
- 不明なファイルを保存・実行しない
- Windowsの設定アプリからWindows Updateを確認する
- 必要に応じてMicrosoft公式やメーカー公式情報を確認する
家族のPCで同じ表示が出たときの予防策
偽Windows Updateサイトや偽警告は、パソコンに慣れていない方ほど焦って操作してしまいやすい内容です。高齢の家族や初心者のPCで同じような表示が出た場合は、難しい説明よりも、短い行動ルールを共有しておくと役立ちます。
「押さない・電話しない・保存しない・公式から確認」を合言葉にする
家族に伝えるなら、まずは次の4つだけでも十分です。
怪しい更新画面が出たときの合言葉
- 押さない:画面上の更新ボタンをすぐ押さない
- 電話しない:表示された電話番号には連絡しない
- 保存しない:不明な更新ファイルをダウンロードしない
- 公式から確認:Windowsの設定アプリや公式情報から確認する
この4つを覚えておくだけでも、サポート詐欺や不審なファイル実行を避けやすくなります。
怪しい通知が繰り返し出る場合は通知設定を確認する
同じような警告が何度も出る場合、ブラウザの通知を許可してしまっている可能性があります。
たとえば、Webサイトから「通知を許可しますか?」と表示されたときに許可していると、その後も画面右下などに怪しい通知が出続けることがあります。
この場合は、ウイルス感染と決めつける前に、ChromeやEdgeの通知設定を確認しましょう。具体的な手順は、Chrome・Edgeの怪しい通知を止める方法で解説しています。
月1回の更新確認ルールを作る
普段からWindows Updateを確認する習慣があると、突然の警告画面に焦りにくくなります。
たとえば、月に1回だけでも、家族と一緒に以下を確認しておくと安心です。
- Windows Updateに未適用の更新がないか
- Microsoft EdgeやChromeが最新に近い状態か
- 怪しい通知が許可されていないか
- 見覚えのない遠隔操作アプリが入っていないか
大切なのは、偽の警告に急かされてから対応するのではなく、普段から公式ルートで更新確認する習慣を作ることです。
よくある質問(FAQ)
Windows UpdateはMicrosoftのサイトから直接ダウンロードするものですか?
通常は、Windowsの設定アプリから確認します。Microsoft Update Catalogのような公式の手動ダウンロードページもありますが、初心者が日常的に使う基本ルートは設定アプリのWindows Updateです。
ブラウザに「Windowsを更新してください」と出たら本物ですか?
本物とは限りません。Webページや広告、通知で表示されている場合は、その場で押さずに、Windowsの設定アプリからWindows Updateを確認してください。
電話番号が出ている警告はMicrosoft公式ですか?
Microsoftは、正規のエラーメッセージに電話番号を載せて電話を促すことはないと案内しています。電話番号付きの警告が表示された場合は、電話せずに画面を閉じてください。
ファイルをダウンロードしましたが、まだ開いていません。どうすればいいですか?
開かずに削除してください。不安な場合は、Windows セキュリティでスキャンし、更新が必要かどうかは設定アプリのWindows Updateから確認しましょう。
ドライバー更新サイトから入れるのは危険ですか?
すべてが危険とは限りませんが、不明な外部サイトや広告から入れるのは避けた方が安全です。Windows Update、デバイスマネージャー、パソコンメーカーや機器メーカーの公式サイトを優先してください。
まとめ:偽Windows Updateサイトは、更新ファイルを入れる前に止まることが大切
この記事では、偽Windows Updateサイトや更新を装う警告画面の見分け方について解説しました。
- Windows Updateは設定アプリから確認する:ブラウザ上の警告や広告から更新ファイルを入れないようにしましょう。
迷ったときは、まずWindowsの「設定」からWindows Updateを確認するのが基本です。
- 電話番号付きの警告には電話しない:Microsoft公式のエラー画面が電話番号へ誘導することはありません。
電話すると、有料サポート契約、遠隔操作、支払いに誘導される恐れがあります。
- ドライバー更新は公式ルートを優先する:不明な更新サイトではなく、Windows Update、デバイスマネージャー、メーカー公式を確認しましょう。
「ドライバーが古い」と表示されても、焦って外部サイトの更新ツールを入れないことが大切です。
- 表示されただけで感染確定とは限らない:偽警告が表示されただけで、必ずウイルス感染しているとは限りません。
焦ってクリック、電話、保存、実行をしないようにしましょう。
- 実行・電話・遠隔操作まで進んだ場合は早めに確認する:ネットワーク切断、スキャン、不審なアプリ確認、支払い先への相談など、状況に応じた対応が必要です。
遠隔操作アプリを入れた場合は、設定変更や不審なアプリの有無も確認してください。
偽Windows Updateサイトへの対策で一番大切なのは、「押さない・電話しない・保存しない・公式から確認」の順番です。少しでも迷ったら、今見ている画面ではなく、Windowsの設定アプリや公式情報から確認するようにしましょう。

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