Windows Updateを最大35日止める方法|カレンダー指定と安全な使い方

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※本記事は1つの情報源としてご活用ください。重要な変更を加える場合は事前にバックアップを取り、複数の情報源も参考にしながら操作してください。

Windows Updateの新しい一時停止画面では、カレンダーから終了日を選び、現在の日付から最大35日間、更新を一時停止できます。ただし、一時停止中はWindows Update経由のセキュリティ更新も遅れるため、重要な作業や不具合情報の確認など、目的と終了日を決めた短期利用が基本です。

  • カレンダーからWindows Updateの一時停止終了日を指定する手順
  • 従来の週単位方式と、最大35日・再延長の仕組みの違い
  • 一時停止してよい場面と、長期停止を避けるべき場面

Windows Updateの新しい一時停止機能について、設定手順だけでなく、再開後の動作やセキュリティ上の注意点、カレンダーが表示されない場合の確認方法まで説明します。(専門知識は不要です!)


Windows Updateの新しい一時停止は最大35日まで終了日を選べる

Windows Updateの新しい一時停止画面では、「1週間」「2週間」のような期間を選ぶ方式ではなく、カレンダーから具体的な終了日を指定できます。

選択できる終了日は、操作した現在の日付から最大35日後までです。35日を超える日付は、カレンダーに表示されていても選択できない場合があります。

Microsoft公式のWindowsで更新プログラムを一時停止する方法でも、現在の日付から最大35日間一時停止できることが案内されています。

週単位ではなく、必要な終了日を指定できる

従来の画面では、1週間から5週間までの決められた期間から選ぶ方式が一般的でした。新しい画面では、旅行や重要な作業が終わる日など、実際の予定に合わせて一時停止の終了日を決められます。

従来の一時停止

1週間、2週間など、決められた週単位の期間から選択します。

新しい一時停止

カレンダーを開き、現在の日付から最大35日後までの終了日を選択します。

たとえば、重要な作業が10日後に終わる場合、最大期間まで止める必要はありません。作業が終わる日や、その翌日までを選ぶことで、必要以上に更新を遅らせずに済みます。

KB5095093で追加され、KB5101650に取り込まれた

カレンダー形式の一時停止機能は、2026年6月23日に公開されたWindows 11のプレビュー更新「KB5095093」で新機能として案内されました。

KB5095093の公式リリースノートでは、「設定」から終了日を最大35日後まで選び、一時停止を延長したり、必要に応じて再度一時停止したりできると説明されています。

2026年7月14日の月例セキュリティ更新「KB5101650」には、KB5095093で提供された新機能や品質改善が取り込まれています。

詳しい更新内容は、Microsoft公式のKB5095093のリリースノートと、KB5101650のリリースノートで確認できます。

更新を完全に無効化する機能ではない

新しい一時停止機能は、Windows Updateを永久に無効化する機能ではありません。

設定した終了日になると、一時停止は自動的に解除されます。その後、Windowsは利用可能な最新の更新プログラムを確認し、ダウンロードとインストールを再開します。

⚠️ 「止めておけば安全」ではありません

一時停止中は、不具合の原因になる可能性がある更新だけでなく、Windows Update経由のセキュリティ修正も遅れます。最大35日まで選べることと、35日間止め続けても安全であることは別です。

カレンダーでWindows Updateを一時停止する手順

新しい一時停止画面が利用できる場合は、「設定」のWindows Update画面から終了日を指定します。

画面に表示される名称は、Windowsの言語や更新の提供状況によって多少異なる場合があります。実際に自分のパソコンに表示されている項目を確認しながら操作してください。

「設定」からWindows Updateを開く

  1. 作業中のファイルを保存します。
  2. スタートボタンを押し、「設定」を開きます。
  3. 左側のメニューから「Windows Update」を選びます。
  4. 「更新の一時停止」の項目を確認します。

一時停止を設定した時点で更新処理が進行している場合は、処理が取り消されたり、再開時に再度ダウンロードやインストールが必要になったりする可能性があります。更新がインストール中の場合は、処理が完了するまで操作できないこともあります。

「日付の選択」から終了日を指定する

  1. 「更新の一時停止」にある「日付の選択」を押します。
  2. 表示されたカレンダーから、一時停止を終了する日付を選びます。
  3. Windows Update画面に、指定した終了日が表示されたことを確認します。

選択できるのは、操作した日から最大35日後までです。翌月が表示されても、35日を超える日付は選べません。

不具合情報を数日だけ確認したい場合は、最初から最大の35日後を選ぶ必要はありません。まず数日から1週間程度に設定し、状況を見て再開または延長を判断できます。

予定が終わったら「更新の再開」を選ぶ

一時停止の終了日を待たなくても、Windows Update画面にある「更新の再開」を押せば、手動で更新を再開できます。

再開すると、Windowsはその時点で利用可能な最新の更新プログラムを確認し、必要なファイルをダウンロードしてインストールします。更新内容によっては再起動が必要です。

重要な作業の直前ではなく、ファイルを保存し、再起動しても困らない時間に再開してください。

従来の1~5週間停止との違いと再延長の仕組み

新しい方式では、終了日を日付単位で選べるだけでなく、すでに一時停止している状態から新しい終了日を設定できます。

従来方式は週単位、新方式は日付単位

比較項目従来方式新しい方式
指定方法1~5週間などの期間を選択カレンダーから終了日を選択
1回の上限最大5週間現在の日付から最大35日後
延長方法選択できる週数を追加新しい終了日を選び直す
自動再開指定期間の終了後指定した終了日後

「利用可能になった新機能を早く受け取る設定」と、一時停止は別の機能です。違いについては、Windows Updateの「最新の更新をすぐ受け取る」設定の判断基準も参考にしてください。

延長後の上限も「延長した日から35日後」

延長時の35日は、最初に設定した終了日にさらに35日を追加する仕組みではありません。

たとえば、7月1日に7月15日まで一時停止し、7月10日に終了日を変更する場合、選べるのは7月10日から最大35日後までです。最初の終了日である7月15日に、さらに35日を加えるわけではありません。

以前に一時停止していた日数は加算されず、延長操作をした当日を基準に、新しい終了日を選び直します。

再延長は可能だが、長期放置は避ける

Microsoftは、同じ35日の上限に従い、必要に応じて後から一時停止を再延長できると案内しています。

再延長できることは、更新を永久に停止してよいという意味ではありません。何も操作しなければ、一時停止の期限が切れた時点で更新は自動的に再開します。

延長を繰り返すと、重要なセキュリティ修正の適用が長期間遅れる可能性があります。再延長する前に、停止を続ける具体的な理由が残っているかを確認してください。

再延長を含む新しい更新体験については、MicrosoftのWindows Insider公式ブログでも説明されています。

一時停止中に止まる更新と再開後の動作

Windows Updateを一時停止すると、Windows Update画面から配信される更新プログラムのダウンロードとインストールが延期されます。

新機能や不具合修正だけを選んで止める機能ではないため、月例のセキュリティ更新の適用も遅れます。

セキュリティ更新も一時停止の影響を受ける

Windowsの月例更新には、不具合修正だけでなく、脆弱性を修正するセキュリティ更新も含まれています。

「更新後に不具合が起きるかもしれない」という理由だけで長期間止め続けると、修正前の脆弱性が残る期間も長くなります。

⚠️ 悪用が確認された脆弱性がある場合は長期停止を避ける

Microsoftが悪用確認済みの脆弱性や重大なセキュリティ問題を案内している場合は、更新後の不具合情報だけでなく、更新を遅らせるリスクも確認してください。

2026年7月のセキュリティ修正内容は、MicrosoftのSecurity Update Guideで確認できます。

ダウンロード・インストール・自動再起動が延期される

一時停止中は、再起動が必要になる可能性がある更新プログラムのダウンロードやインストールが延期されます。

更新を完了するための自動再起動も、一時停止が終了するまで行われません。このため、プレゼンテーションやオンライン会議など、更新による中断を避けたい予定がある場合に役立ちます。

再起動の時間だけを調整したい場合は、Windows Update全体を一時停止せず、アクティブ時間や再起動時刻の指定で対応できることもあります。

再開すると利用可能な最新更新が確認される

更新を再開すると、Windowsはその時点で利用可能な最新の更新プログラムを確認し、必要な更新をダウンロードしてインストールします。

「一時停止中に公開された更新が、必ずすべて古い順に1件ずつインストールされる」とは限りません。パソコンの更新状況や、提供されている更新の種類によって処理内容が異なります。

Microsoft Defenderの保護更新やMicrosoft Storeアプリなど、Windowsの月例更新とは別の仕組みを使う更新もあります。必要に応じて、それぞれの設定画面で最新状態を確認してください。

再開前の準備については、Windows Update前に確認したいバックアップと回復キーで詳しく解説しています。

プレビュー更新と月例セキュリティ更新の違いが分からない場合は、Windows Updateのプレビュー更新とセキュリティ更新の違いも参考にしてください。

一時停止してよい場面・避けるべき場面

一時停止は、使うこと自体が危険な機能ではありません。目的を決めずに長期間止め続けると、セキュリティ修正まで遅れる点が問題になります。

短期間の一時停止を使いやすい場面

一時停止を検討しやすい場面

  • 重要なプレゼンテーションやオンライン会議を控えている
  • 動画編集やデータ処理など、長時間の作業を中断したくない
  • 旅行や出張中に、予期しない更新や再起動を避けたい
  • 月例更新の配信直後で、既知の不具合情報を数日確認したい
  • 一時停止を終了する日と、更新を再確認する日を決めている

このような場合でも、最初から最大35日を指定する必要はありません。予定が終わる日まで、または不具合情報を確認するための数日間など、必要最低限の期間にします。

長期停止を避けた方がよい場面

  • Microsoftが悪用確認済みの脆弱性を案内している
  • 使用中のパソコンに関係する重大なセキュリティ修正が公開されている
  • 更新を止める具体的な理由や終了日を決めていない
  • 前回停止した理由を確認せず、繰り返し延長している
  • 複数人で使用する共有パソコンである
  • 会社や学校が管理しているパソコンである

会社や学校のパソコンでは、管理者がWindows Updateの時期や設定を管理している場合があります。個人の判断で設定を変更せず、組織の運用ルールを優先してください。

迷ったら数日から1週間程度に設定する

不具合情報を確認する目的で一時停止する場合は、まず数日から1週間程度に設定し、その後にMicrosoftの既知の問題やセキュリティ情報を確認する方法があります。

これは「1週間以内なら必ず安全」という意味ではありません。脆弱性の深刻度、更新の内容、パソコンの用途によって適切な判断は異なります。

一時停止を設定するときは、カレンダーや予定表に「Windows Updateを再確認する日」を記録しておくと、延長したまま忘れるのを防ぎやすくなります。

カレンダーが表示されないときの確認ポイント

KB5101650をインストールしていても、すべてのパソコンで同じタイミングに新しい画面が表示されるとは限りません。

KB5095093のリリースノートでは、一部の機能が段階的に提供され、利用可能になる時期が端末によって異なると案内されています。

WindowsのバージョンとOSビルドを確認する

  1. スタートボタンを右クリックし、「設定」を開きます。
  2. 「システム」を選びます。
  3. 画面下部の「バージョン情報」を開きます。
  4. 「Windowsの仕様」にあるバージョンとOSビルドを確認します。

「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押し、「winver」と入力して確認することもできます。

KB5095093とKB5101650は、Windows 11バージョン24H2および25H2向けの更新です。Windows 10や別バージョンでは、画面や設定方法が異なる場合があります。

更新履歴を確認する

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「Windows Update」を選びます。
  3. 「更新の履歴」を開きます。
  4. KB5095093またはKB5101650の適用状況を確認します。

更新履歴にKB番号が表示されていても、新しい画面がすぐに有効になるとは限りません。段階提供中の場合は、同じ更新を適用したパソコンでも表示時期が異なる可能性があります。

従来の週単位メニューしかない場合は無理に変更しない

「1週間一時停止」などの従来メニューしか表示されない場合は、現在の画面で利用できる範囲で設定してください。

レジストリ、Windows Updateサービスの停止、非公式ツールなどを使い、新しい画面や長期停止を強制する方法はおすすめしません。更新を正常に受け取れなくなったり、管理設定と競合したりする可能性があります。

Windows Update画面に「一部の設定は組織によって管理されています」と表示される場合は、会社や学校の管理ポリシーが適用されている可能性があります。

よくある質問(FAQ)

Windows Updateの一時停止は何回まで延長できますか

同じ35日の上限に従い、必要に応じて後から一時停止を再延長できます。1回に選べる終了日は、延長操作をした現在の日付から最大35日後までです。

再延長できることは、更新を永久に停止してよいという意味ではありません。延長するたびに、停止を続ける必要性とセキュリティ上のリスクを確認してください。

一時停止中もセキュリティ更新は届きますか

Windows Update経由の月例セキュリティ更新は、一時停止中にダウンロードやインストールが延期されます。セキュリティ更新だけを通常どおり受け取る設定ではありません。

Microsoft Defenderの保護更新など、別の更新経路を利用するものは動作が異なる場合があります。Windowsセキュリティ画面でも更新状態を確認してください。

再開すると停止中の更新が全部インストールされますか

再開すると、Windowsはその時点で利用可能な最新の更新プログラムを確認します。停止期間中に公開された更新が、必ずすべて古い順に1件ずつインストールされるわけではありません。

パソコンの更新状況や、提供されている更新の種類に応じて、必要な更新がダウンロード・インストールされます。

35日より先の日付を選べないのは不具合ですか

不具合とは限りません。新しい一時停止機能では、操作した現在の日付から最大35日後までしか選べない仕様です。

翌月のカレンダーが表示されていても、35日を超える日付は選択できません。

カレンダーが表示されない場合はどうすればよいですか

Windows 11のバージョン、OSビルド、更新履歴を確認してください。対象の更新を適用済みでも、段階提供によって新しい画面が届く時期が異なる可能性があります。

会社や学校の管理端末では、組織のポリシーによって設定が制限されることもあります。従来の週単位メニューが使える場合は、無理に新しい画面を有効化せず、表示されている機能を使用してください。

まとめ:Windows Updateは目的を決めて短期間だけ一時停止する

Windows Updateの新しい一時停止機能では、カレンダーから終了日を選び、現在の日付から最大35日間更新を延期できます。

  • 終了日はカレンダーから指定できます

    操作した現在の日付から、最大35日後までの日付を選択できます。

  • 一時停止は再延長できます

    新しい終了日を選び直せますが、延長時も操作した日から最大35日後までです。

  • 更新を完全に無効化する機能ではありません

    期限が切れると更新が自動的に再開され、利用可能な最新の更新プログラムが確認されます。

  • セキュリティ更新の適用も遅れます

    「止めておけば安全」と考えず、不具合情報と脆弱性情報の両方を確認してください。

  • 新しい画面は段階的に提供される場合があります

    表示されない場合は、Windowsのバージョン、OSビルド、更新履歴、管理設定を確認します。

一時停止を利用するときは、最大日数ではなく、実際に必要な期間を基準に終了日を決めることが重要です。予定が終わったら、ファイルを保存し、再起動しても困らない時間に更新を再開してください。

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