※本記事は1つの情報源としてご活用ください。重要な変更を加える場合は事前にバックアップを取り、複数の情報源も参考にしながら操作してください。
新しい Windows 11 パソコンの初回セットアップでは、Windows Update の適用に時間がかかることがあります。2026年4月に注目された新しい選択肢によって、更新をいったん後回しにして先にデスクトップへ進みやすくなりましたが、便利さだけを見て使うと誤解しやすいポイントもあります。
- Windows 11 初期セットアップで「後で更新」を選ぶ具体的な流れ
- スキップしてよい条件と、急いで使わないほうがよいケース
- デスクトップ到達後に必ず行いたい Windows Update の手順
こんな方におすすめの内容です
- 新しい Windows 11 PC をできるだけ早く使い始めたい方
- 初期設定の待ち時間を減らしたい個人ユーザーや小規模事業者の方
- 更新を後回しにしたときの安全な進め方を確認したい方
本記事では、Windows 11 初期セットアップの更新スキップ機能について、「後で更新」ボタンの表示される画面、使うときの注意点、スキップ後に必ず実行したい更新手順を順に整理します。(専門知識は不要です!)
注:この記事は「更新をしなくてよい」と勧める内容ではありません。セットアップ時間を短縮したいときの一時的な選択肢として整理しており、デスクトップ到達後は早めに Windows Update を実行する前提で読んでください。
Windows 11 初期セットアップの更新スキップは使ってよい?
結論からいうと、セットアップを早く終わらせたい場面では便利ですが、あくまで更新を後回しにするだけの機能として考えるのが安全です。Microsoft は 2026年3月20日の公式ブログで、セットアップ中の更新をスキップしてデスクトップへ早く到達できるようにする改善を案内しています。詳しくはWindows Insider Blog の公式告知をご確認ください。
ただし、使い方を誤ると「更新しなくてもよい機能」のように受け取ってしまいがちです。実際には、更新待ちの時間を初回セットアップから切り離し、あとで自分の都合がよいタイミングで実行しやすくする、という理解が適しています。
使いやすいケース
まずデスクトップに入り、初期設定や最低限の確認を先に済ませたい場合です。特にキッティング作業や、同日にまとめて更新する予定がある場合は効率化につながりやすいです。
慎重に判断したいケース
セットアップ後すぐに長時間インターネットを使う予定がある場合や、会社・学校の管理端末を扱っている場合です。この場合は、更新を先に適用してから使い始めるほうが安心です。
「後で更新」はどこに表示される?出ない場合はどう考える?
初期セットアップ(OOBE)の更新チェック画面で、進行バーの下に「後で更新」(英語表示では「Update later」)というボタンが現れ、それを選ぶとすぐに次の画面へ進める、というのが基本的な流れです。Microsoft は 2026年4月17日の Release Preview 情報でも段階的ロールアウトという表示方式を案内しており、つまり利用可否がデバイスごとに変わる場合があります。詳細はRelease Preview Channel の公式情報をご覧ください。
そのため、「自分の PC に表示されないから不具合だ」とは限りません。表示時期、適用ビルド、機種差、ロールアウトの進み方によって、見え方が変わる可能性があります。
表示される画面と具体的なボタン
ネットワーク接続後、セットアップ中に Windows の更新を確認・ダウンロードする画面が入り、その進捗表示の付近に「後で更新」(「Update later」)のボタンが表示されます。選択するとそのまま次のステップ(アカウント設定など)に進み、更新はデスクトップ到達後に後回しできます。ボタンの表示位置や細かい文言は、ビルドや言語設定、機種によって異なる可能性があります。
出ない場合に知っておきたいこと
Microsoft Learn のOOBE 中の更新に関する解説では、重要なゼロデイ パッチはネットワーク接続後に自動ダウンロードされ、ユーザーはオプトアウトできないと説明されています。さらに、OOBE 中の更新には 30 分以上かかることがあるとも案内されています。つまり、今回の新オプションは「あらゆる更新を完全に無効にする機能」と考えないほうが安全です。
⚠️ 誤解しやすいポイント
「後で更新」は、セキュリティ更新の重要性がなくなったことを意味しません。ボタンが表示されたとしても、更新作業を先延ばしできるだけで、パソコンを安全に使うための更新そのものは必要です。
スキップのメリットと注意点
この機能の最大のメリットは、初回セットアップの待ち時間を短縮しやすいことです。特に新生活の準備や複数台の設定作業では、「まずデスクトップへ入る」こと自体に価値があります。
メリットは「今すぐ触れること」
セットアップが長引くと、その後の Microsoft アカウント確認、ブラウザ設定、周辺機器接続など、次の作業がすべて後ろ倒しになります。更新を一時的に後回しにできれば、初期設定の全体工程を組み立てやすくなります。新しいパソコン全体の準備順を整理したい場合は、新生活のPC設定チェックリストもあわせて確認すると流れをつかみやすくなります。
注意点は「未適用のまま使い始めないこと」
Microsoft のWindows Updates をインストールするサポートページでも、Windows 11 を安全かつスムーズに使うために更新を適用することが案内されています。更新を後回しにした直後は、ブラウザで多くのサイトを開く、メール添付を大量に受け取る、周辺機器ドライバーをまとめて入れる、といった行動を急がないほうが無難です。
スキップ直後に意識したいこと
- 長時間のネット利用は、更新完了後に回す
- 不要なアプリの一括インストールを急がない
- デスクトップ到達後は早めに Windows Update を実行する
スキップ後に必ずやる Windows Update 手順
ここが最も重要です。セットアップ後にデスクトップへ入ったら、できるだけ早く Windows Update を実行してください。以下の手順はMicrosoft 公式サポートに沿った基本的な流れです。
- スタートを開き、設定を選びます。
- Windows Update を開きます。
- Windows 更新プログラムの確認 を選びます。
- 利用可能な更新が表示されたら、ダウンロードとインストール を実行します。
- 再起動を求められた場合は、保存中の作業を終えてから再起動します。
- 必要に応じてもう一度 Windows Update を開き、追加の更新が残っていないか確認します。
「利用可能になったらすぐ最新を受け取る」は別の設定
ここで混同しやすいのが、Windows Update 画面の「利用可能になったらすぐ最新の更新プログラムを入手する」というトグルです。Microsoft サポートでは、この設定をオンにしてもオフにしても、通常のセキュリティ更新は受け取ると説明されています。違いは、主に追加の非セキュリティ更新や機能改善をどれだけ早く受け取るかです。詳しくはMicrosoft の解説と、当サイトの「最新をすぐ受け取る」設定の判断基準をご覧ください。
更新後に見ておきたい項目
更新が終わったら、更新の履歴 を確認して、失敗した更新がないかを見ておくと安心です。もしエラーが出た場合は、ネットワーク状態、空き容量、再起動の有無を見直し、必要に応じて Microsoft のトラブルシュート情報を確認してください。
どんな条件ならスキップ向きか
この機能は、すべての人に同じように向いているわけではありません。判断の基準は、「今すぐ使い始めたいか」よりも、「あとで確実に更新できるか」で考えると失敗しにくくなります。
個人ユーザーに向いている場面
当日中に Windows Update を実行するつもりがあり、まずは初期設定の全体像を整えたい場合です。たとえば、Microsoft アカウントの確認、ブラウザの初期設定、最低限の周辺機器接続などを先に済ませたいときは使いやすい選択肢です。
小規模事業者やキッティングで使いやすい場面
複数台を順番にセットアップする場合、各端末で長時間待つより、いったん初期設定を先へ進めてから更新をまとめて管理したいことがあります。そのような場面では効率化に役立つ可能性があります。ただし、管理ポリシーがある端末はその方針を優先してください。
中古 PC や再セットアップ後は少し慎重に
中古 PC やクリーンインストール直後の環境では、更新以外にも確認したい点があります。初期状態の信頼性や再インストールの前提を見直したい場合は、中古PCのクリーンインストール手順もあわせて確認すると整理しやすくなります。
スキップ向き
当日中に自分で Windows Update を実行する段取りがあり、先にアカウント設定・ブラウザ・周辺機器の確認を済ませたい場合。
見送り向き
セットアップ直後から長時間インターネットを使う予定があるケース、管理ポリシーのある業務端末を扱うケース。
表示されない・更新できないときの基本対処
新しいオプションは今後さらに広く見られる可能性がありますが、現時点では表示差があっても不自然ではありません。まずは落ち着いて、「表示されないこと」と「Windows Update 自体が使えないこと」を分けて考えるのが大切です。
「後で更新」が出ない場合
段階的ロールアウトの途中、ビルド差、対象デバイスの違いなどにより、セットアップ画面の見え方が変わる場合があります。また、すでに初期セットアップを終えた既存 PC では、そもそもこのボタンは対象外です。該当しない場合は、通常どおりセットアップを進めたうえで、デスクトップ到達後に Windows Update を確認すれば大きな問題はありません。
Windows Update が進まない場合
回線が不安定、ストレージ空き容量が不足している、再起動が必要、というのがよくある原因です。Microsoft のWindows Update FAQやサポート情報も参考になります。
会社・学校の PC は管理者方針を優先
管理端末では、更新タイミングや更新の受け取り方が管理ポリシーで制御されている場合があります。個人 PC と同じ感覚で設定を変えず、案内に従ってください。
よくある質問(FAQ)
Windows 11 の「後で更新」は押しても大丈夫ですか?
同日中にデスクトップ到達後の Windows Update を実行する前提なら、セットアップ時間を短縮する選択肢として使いやすいです。ただし、更新しないまま使い続けることを前提にするのは避けたほうが安心です。
「後で更新」が表示されないのは不具合ですか?
不具合とは限りません。段階的ロールアウト、ビルド差、対象デバイスの違いなどにより、表示の有無が変わる可能性があります。表示されなくても、デスクトップ到達後に Windows Update を実行すれば基本的な対応は可能です。
すでに使っている PC でも「後で更新」は出ますか?
この機能は、新規インストールや初期化直後の初回セットアップ(OOBE)で表示されるものです。すでに初期設定を終えた既存 PC では表示されません。通常どおり「設定」→「Windows Update」から更新状況を確認してください。
スキップしたあとは何を最初にすればよいですか?
スタートから設定を開き、Windows Update で更新確認を実行してください。利用可能な更新をインストールし、必要に応じて再起動したあと、もう一度更新が残っていないかを見る流れがおすすめです。
「利用可能になったらすぐ最新を受け取る」はオンにすべきですか?
通常のセキュリティ更新はオンでもオフでも受け取ります。主な違いは、追加の非セキュリティ更新や機能改善を早く受け取るかどうかです。安定重視か、新しい改善を早めに使いたいかで判断するとわかりやすいです。
中古 PC を初期化した直後でも同じ考え方で使えますか?
基本の考え方は同じですが、中古 PC や再セットアップ直後は、更新以外にも初期状態の確認が大切です。更新の前後で、クリーンインストールやドライバー状態の見直しも検討してください。
まとめ:Windows 11 初期セットアップの更新スキップ
この記事では、Windows 11 初期セットアップで使える更新スキップの考え方について解説しました。
- 便利なのは事実:初回セットアップの待ち時間を減らし、「後で更新」で先にデスクトップへ進みやすくなります。
ただし、更新が不要になるわけではなく、あとで実行する前提で使うのが安全です。
- 表示されない場合もある:段階的ロールアウトやビルド差により、すべての PC で同じ見え方になるとは限りません。
表示されなくても、通常どおりセットアップ後に Windows Update を行えば対応できます。
- 最も大切なのは更新の実行:デスクトップ到達後は、設定から Windows Update を開き、更新確認と再起動まで済ませておくことが重要です。
安全性を優先するなら、更新完了前の長時間利用や大きな作業は後ろに回すと安心です。
初期セットアップを少しでも快適に進めたいなら、この新しい選択肢は役立つ可能性があります。
ただし、最終的なゴールは「早く使い始めること」ではなく、「更新済みの安全な状態で使い始めること」です。

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