
※本記事は1つの情報源としてご活用ください。重要な変更を加える場合は事前にバックアップを取り、複数の情報源も参考にしながら操作してください。
Windows 10をESU(拡張セキュリティ更新)で使い続けているものの、「まだ移行できていない」という方は少なくありません。ESUは2026年10月13日で終了予定です。残り7ヶ月の今こそ、月別にやることを切り分けて進める時期です。
- Windows 10 ESU終了後に何が止まるのか
- 自分のPCがWindows 11へ移行できるか確認する方法
- 残り7ヶ月で進めるバックアップと移行準備の手順
こんな方におすすめの記事です
- Windows 10をESUで延命しており、移行の優先順位を整理したい方
- 自分のPCがWindows 11に対応しているか不安な方
- バックアップやデータ移行を失敗せず進めたい方
本記事では、Windows 10 ESU終了まで残り7ヶ月で進める移行準備を、確認・バックアップ・移行の順にわかりやすく解説します。(専門知識は不要です!)
⚠️ まず押さえたい前提
Windows 10の通常サポートは2025年10月14日に終了しており、ESUに登録している端末だけが2026年10月13日まで重要・緊急のセキュリティ更新を受け取れます。ESU終了後はその更新も止まるため、継続利用のリスクは大きく高まります。
Windows 10 ESU終了後に何が起きるのか
結論からいうと、ESU終了後のWindows 10は使えなくなるわけではありませんが、重要・緊急のセキュリティ更新も止まります。
Microsoft公式サポートでは、Windows 10の通常サポート終了後は技術サポート、ソフトウェア更新、セキュリティ更新が提供されないと案内されています。また、MicrosoftのWindows終了サポート案内では、ESU登録済みのWindows 10端末は2026年10月13日まで重要・緊急のセキュリティ更新を受けられると説明されています。
つまり、ESUは「延命策」ではあっても「恒久策」ではありません。メール、Web閲覧、ネットバンキング、仕事用ファイルのやり取りなど、外部とつながる使い方を続ける場合は、移行の先延ばしを避けるほうが安全です。
ESU期間中
2026年10月13日までは、登録済み端末に重要・緊急のセキュリティ更新が提供されます。ただし、通常サポートへ戻るわけではありません。
ESU終了後
Windows 10自体は起動しても、新しい脆弱性への保護が止まります。ネット接続を伴う日常利用では、時間とともにリスクが高まりやすくなります。
最初に確認したいのは「Windows 11に上げられるか」です
最初にやることは、今のPCがWindows 11に対応しているかを確認することです。
移行準備の出発点は、いきなり買い替えを考えることではありません。まずは今のPCがWindows 11に対応しているかを確認しましょう。ここが曖昧なままだと、準備の優先順位が決めにくくなります。
Windows 11の公式要件ページでは、対応確認にPC Health Checkアプリの利用が案内されています。さらに、PC Health Checkの使い方や、TPM 2.0の確認方法も公開されています。
アップグレードの公式な導線を確認したい場合は、MicrosoftのWindows 11導入案内もあわせて確認しておくと流れをつかみやすくなります。
確認の基本手順
- Windowsの検索で「PC Health Check」と入力して起動する
- 「今すぐチェック」を押して判定を見る
- 非対応の場合は、表示された理由を確認する
よくある確認ポイント
- TPM 2.0が無効になっているだけで、実は有効化できるケース
- Secure Bootの設定が無効なケース
- CPU世代が要件外で、標準ルートではアップグレードしにくいケース
特にTPMは、PC自体が非対応なのではなく、設定がオフになっているだけの場合があります。設定変更の可否は機種差が大きいため、不慣れな場合は無理にBIOSやUEFIを触らず、メーカー案内を確認しながら進めるのが安全です。
Windows 11に上げられないPCで考えるべき選択肢
Windows 11に上げられない場合は、使い方に応じて選択肢を分けて考える必要があります。
Windows 11へそのまま上げられない場合でも、判断は一つではありません。大切なのは「今後そのPCを何に使うのか」で選択肢を分けることです。
引き続き日常利用したい場合
インターネット接続を前提に使うなら、サポートが続く環境へ移る方向で準備を進めるのが基本です。
限定用途で残したい場合
ネット接続を切り、古い周辺機器や特定ソフト専用機として残す方法もあります。ただし、安全とは限らず、運用ルールを厳密に分ける必要があります。
- メールやWeb閲覧に使うメインPCなら、サポートが続く環境へ移る前提で考える
- 古いソフトや周辺機器専用で残すなら、ネット接続やデータ受け渡しのルールを分ける
- どちらにも当てはまらない場合は、先に保存データと利用目的を整理してから判断する
たとえば、古い業務ソフトや周辺機器の都合でWindows 10機を残したいケースはあります。ただし、その場合もメイン端末として使い続けるのではなく、用途を限定したうえで、外部接続やデータ受け渡しを慎重に管理する考え方が現実的です。
なお、一般向けに広く案内される標準ルートは、あくまでWindows 11要件を満たしたPCへの移行です。非対応PCへの非公式な回避インストールは、将来の更新や安定性の面で不確実性があるため、本記事では推奨しません。
バックアップとデータ移行は「先に逃がす」が基本です
移行前は、先にバックアップを取り、復元できることを確認してから本作業へ進めるのが基本です。
移行作業で一番避けたいのは、「OS移行より先にデータを失う」ことです。アップグレードでも買い替えでも、先にバックアップを確保してから進めましょう。
Windows Backupの公式ガイドでは、デスクトップ、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックなどをOneDriveへバックアップできると案内されています。また、新しいPCへのファイルと設定の移行手順も公開されています。
移行前に最低限バックアップしたい項目
- デスクトップ、ドキュメント、ピクチャ、動画などの個人ファイル
- ブラウザのお気に入り、保存パスワード、メール設定
- 仕事や学習で使うアプリのライセンス情報、アカウント情報
⚠️ OneDrive容量には注意
Windows Backupは便利ですが、OneDriveの空き容量が足りないと、想定どおりにバックアップできない場合があります。Microsoftの個人向け無料プランは5GBなので、写真や動画が多い方は事前に容量を確認してください。
基本の進め方
- まず消えると困るファイルを洗い出す
- Windows Backupや外付けストレージで二重に退避する
- 新PCまたは移行先で復元できるか確認する
「バックアップしたつもり」では不十分です。実際に別の端末やクラウド上で開けるかまで確認しておくと、移行当日の失敗を減らしやすくなります。より詳しい段取りは、PCデータ移行の関連記事もあわせて確認しておくと整理しやすいでしょう。
残り7ヶ月で進める月別タイムライン
2026年3月時点で残り7ヶ月なら、確認とバックアップを先に終わらせ、最後に慌てない流れにするのが重要です。
ここからは、2026年3月時点で「あと7ヶ月」という前提で、やることを月別に整理します。ポイントは、確認とバックアップを先に終わらせ、最後に慌てないことです。
ESUの条件や登録方法も、この段階で確認しておくと判断しやすくなります。MicrosoftのESU公式ページでは、対象エディション、前提条件、登録可能な時期、登録方法、3つの登録選択肢が案内されています。個人向けでは、PC設定の同期、Microsoft Rewardsポイント、1回限りの購入という選択肢があり、登録前の端末はより脆弱になるとも説明されています。
2026年3月〜4月: 現状確認を終わらせる
- ESU登録状況を確認する
- PC Health CheckでWindows 11対応可否を確認する
- 使っているアプリ、周辺機器、保存先を棚卸しする
2026年5月〜6月: バックアップと移行テストを始める
- 重要データをWindows Backupや外付け保存で退避する
- Microsoftアカウント、ブラウザ、Office関連のログイン情報を整理する
- 移行先で必要なアプリが動くか確認する
2026年7月〜8月: 本番移行の準備を固める
- アップグレード可能なPCは実施時期を決める
- アップグレード不可のPCは、今後の用途を決めて運用を分ける
- 家族共有PCや仕事利用PCは、利用者ごとのデータ整理も進める
2026年9月〜10月前半: 先延ばしをやめて完了させる
- 移行作業を実施し、復元確認まで終える
- 古いPCに残ったデータを最終確認する
- ESU終了日ぎりぎりではなく、余裕をもって切り替える
期限直前まで放置するほど安全面で不利になりやすいため、登録や移行の判断は早めに進めるのが現実的です。ESUの詳しい仕組みは、Windows 10延長サポートの解説記事も参考になります。
移行を先延ばしにした場合のリスク
先延ばしにすると、セキュリティだけでなく、周辺ソフトや作業計画の面でも不利になりやすくなります。
移行を先延ばしにすると、最初は「今も使えているから大丈夫」と感じやすいかもしれません。しかし、サポート切れOSのリスクは、ある日突然の不具合だけではありません。徐々に積み上がる点が厄介です。
⚠️ 先延ばしの典型的なリスク
脆弱性対応の停止だけでなく、周辺ソフトやサービスの対応打ち切り、トラブル時の切り分け難化、移行直前の作業集中などが重なりやすくなります。特に、1台しかないメインPCで先延ばしするほど影響は大きくなります。
- 新しい脆弱性が見つかっても保護されにくくなる
- アプリや周辺機器の対応が今後わかりにくくなる
- トラブル発生時に、サポート対象外ゆえ解決策が限られやすい
- 終了直前に移行が集中し、確認不足のまま切り替えやすい
すでにWindows 10全体のサポート終了や移行方針を整理したい場合は、Windows 10サポート終了後の移行ガイドもあわせて読むと、全体像をつかみやすくなります。
よくある質問(FAQ)
ESUが終わったら、Windows 10はまったく使えなくなりますか?
OS自体が突然起動しなくなるわけではありません。ただし、ESU終了後は重要・緊急のセキュリティ更新も止まるため、継続利用の安全性は大きく下がります。
自分のPCがWindows 11に対応しているか、一番簡単に調べる方法は?
PC Health Checkアプリを使う方法が基本です。非対応と表示された場合は、TPM 2.0やSecure Bootが無効なだけのケースもあるため、表示理由まで確認してください。
Windows 11に上げられないPCは、すぐ使えなくなりますか?
すぐに使えなくなるとは限りませんが、インターネット接続を前提にした日常利用はリスクが高まります。用途を限定するか、サポートが続く環境への移行を検討するのが現実的です。
バックアップはWindows Backupだけで十分ですか?
多くの場合は有力な選択肢ですが、保存容量や復元確認まで含めて考えることが大切です。重要なファイルは、クラウドと外部保存の二重化も検討してください。
まとめ:Windows 10 ESU終了まで7ヶ月で進めたいこと
この記事では、Windows 10のESU終了に向けた移行準備について解説しました。
- ESUは恒久策ではありません:2026年10月13日で終了し、その後は重要・緊急のセキュリティ更新も止まります。今は使えていても、終了後まで使い続ける前提で考えないことが大切です。
- 最初にやるべきは対応可否の確認です:PC Health CheckでWindows 11へ進めるかを早めに見極めましょう。TPM 2.0やSecure Bootの設定次第で変わる場合もあります。
- 移行はバックアップ先行で進めます:確認、バックアップ、移行の順で進めると失敗を減らしやすくなります。特に重要ファイルとアカウント情報は、早めに整理しておくと安心です。
残り7ヶ月は、長いようで短い期間です。終了直前に慌てるより、今のうちに現状確認から始めるほうが、結果的に安全で負担も抑えやすくなります。
まずは現在のPCの対応可否を確認し、その後にバックアップと移行準備を進めていきましょう。
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次のような場合は専門家への相談をご検討ください
- 今のPCがWindows 11に対応しているか判断できない
- Windows 10のまま使い続けていて移行準備が進んでいない
- バックアップやデータ移行を失敗せず進めたい
- 買い替え後の初期設定や旧PCからの移行もまとめて頼みたい
- 仕事や日常利用を止めずに安全に切り替えたい
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