PCウイルス感染時の確認・駆除方法と予防策
- 公開日:2025/9/21
- 最終更新日:
- パソコン日記
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PCウイルス感染時の確認・駆除方法と予防策
「もしかして感染?」その不安を安全に解決
更新注記:本記事の手順は2026年1月時点の画面・導線を前提にしています。OS/ブラウザ更新により表示名が変わる場合があります。
🚨 緊急時の対応
最初に:感染が疑われる場合は、まずネットワークを切断し、被害拡大を止めてから対処を開始してください。
重要:バックアップは「可能なら」実施します。特に身代金要求(ランサム)や拡張子の一斉変更が見える場合は、むやみにバックアップや復旧操作を行うと状況が悪化することがあります。まずは端末隔離(ネット遮断)と専門家相談を優先してください。
バックアップする場合は、写真・文書などの必要最小限に限定し、実行ファイル(.exe等)やマクロ付きファイルは避け、バックアップ後は別環境でスキャンしてください。
補足(バックアップ時の注意):感染状況によってはバックアップ経由で被害が広がることがあります。写真・文書など「必要最小限のデータ」に限定し、実行ファイル(.exe等)やマクロ付きファイルは避け、バックアップ後は別環境でスキャンしてください。
🧭 まずは重症度を判定(3段階)
「どこまでやればいいか」を迷わないために、症状から大まかな重症度を判定します。共通の最優先はネット遮断です。
| 区分 | よくある症状 | まずやること(迷わない順序) |
|---|---|---|
| 軽症 | 広告ポップアップ/偽警告/通知が止まらない/検索が勝手に変わる | ネット遮断 → 本記事の「偽警告・ブラウザ乗っ取り復旧(最優先)」 → Microsoft Defender Antivirus(Windows セキュリティ)でスキャン |
| 中等症 | 不審アプリ常駐/CPU高騰が続く/セキュリティ設定が勝手に変わる | ネット遮断 → Microsoft Defender Offline(可能なら優先) → それが難しければセーフモード → 不要アプリ削除 → 復旧チェック |
| 重症 | ファイル拡張子が勝手に変わる/身代金要求(ランサム)/不正ログイン疑い | 端末隔離+アカウント保護(PW変更/2FA/ログイン履歴確認)+専門家相談を検討 ※情報窃取型は「端末修復」だけでは被害が止まらないことがあります。 ※同じWi-Fiのスマホ/他PCも同様におかしい場合は、端末ではなくルーター側(DNS等)も疑います。 |
動作の異常
- PCの動作が異常に重い
- アプリの起動が遅い
- フリーズが頻発する
- 勝手に再起動する
ポップアップ・広告
- 大量のポップアップ広告
- 偽のセキュリティ警告
- 不審なソフトのインストール促進
- 見覚えのないツールバー
ブラウザの異常
- ホームページが勝手に変更
- 検索エンジンが変更される
- 不明なサイトへリダイレクト
- ブラウザが頻繁にクラッシュ
システムリソース
- CPU使用率が常に高い
- メモリ使用量の異常増加
- 不明なプロセスが多数実行
- ネットワーク通信量の急増
ファイル・データ
- ファイルが開けない・破損
- 拡張子が勝手に変更
- 重要ファイルの消失
- 身に覚えのないファイル作成
セキュリティ異常
- ウイルス対策ソフトが無効化
- Windowsアップデートが失敗
- 不審なメール送信履歴
- パスワードの不正変更
🚨 緊急時の初期対応
ウイルス感染が疑われる場合、被害拡大を防ぐため直ちに以下の対応を行ってください。
Wi-Fi・有線LANを即座に切断し、インターネット接続を遮断
感染していない外部メディアに重要ファイルをバックアップ(写真・文書中心/実行ファイル等は避ける)
※身代金要求(ランサム)や拡張子の一斉変更がある場合は、むやみにバックアップ/復旧操作を行わず、隔離と相談を優先します。
不審プロセスの停止は誤操作リスクがあるため、まずはMicrosoft Defender Offline等の安全なスキャン手段を優先
まずオフラインスキャンを検討し、それが難しいときにセーフモードで起動して作業を進める
発生した症状と時期を詳しく記録(後の対処に活用)
🔌 ネットワーク切断の手順
有線LANケーブルを抜く、Wi-Fiルーターの電源を切る
タスクバーのネットワークアイコン → Wi-Fi/イーサネットを無効化
設定 → ネットワークとインターネット → 機内モードをオン
感染中のPCを他のデバイスやネットワークに接続すると、被害が拡大する可能性があります。完全に駆除が完了するまで、ネットワーク接続は避けてください。
🧯 偽警告・ブラウザ乗っ取り復旧(最優先)
「偽のセキュリティ警告」「通知が止まらない」「勝手に別サイトへ飛ぶ」は、マルウェア本体というよりブラウザ設定の改変で起きることがあります。まずはここを復旧して被害拡大を止めます。
1) ブラウザ通知(プッシュ通知)の許可を外す
2) 不審な拡張機能を削除(心当たりがないものは要注意)
3) 同期(Sync)の罠:拡張機能が“復活”する場合
Chromeの同期の案内(公式):Sign in and sync in Chrome
Edgeの同期の案内(公式):Sign in to sync Microsoft Edge across devices
4) 既定の検索エンジン/ホームが勝手に変わる場合
5) ブラウザをリセット(設定改変が戻らない場合)
6) DNS(名前解決)の変更も“短く”確認
※同じWi-Fiのスマホ/他PCも同様におかしい場合は、端末ではなくルーター側(DNS/管理画面パスワード)の変更も疑います。
7) プロキシ設定を確認(勝手にONにされる系の典型)
8) フィッシング被害を疑う場合は“端末修復と並行して”アカウント保護
例:主要メールの転送設定/ログイン履歴/不審端末の削除、を優先して確認してください。
🔍 感染確認と診断
適切な対処を行うため、感染状況を正確に把握しましょう。
📊 システム状態のチェック
Ctrl + Shift + Esc → プロセス・パフォーマンスタブで異常を確認設定 → アプリ → 最近インストールされた不審なソフトウェアをチェック
現行Windowsの起動アプリ管理は「タスクマネージャーのStartup apps」などが案内されています(公式手順の根拠)。 Configure Startup Applications in Windows
各ブラウザの設定・拡張機能・ホームページ設定を確認
🗂️ ファイルシステムの診断
感染の種類を特定することで、適切な駆除方法を選択できます。症状の詳細な記録と、システムの変化を正確に把握することが重要です。
※chkdskは「マルウェア駆除」ではなく、ディスク障害やファイルシステム不整合の切り分けに有効です(症状が“破損・読めない”寄りのときに実施)。
🛡️ ウイルス駆除方法
感染状況に応じて、適切な駆除方法を選択しましょう。
Microsoft Defender Antivirus(Windows セキュリティ)活用法
メリット
- Windowsに標準搭載
- 無料で利用可能
- リアルタイム保護
- 定期的な自動更新
制限
- 高度な脅威への対応限定
- カスタマイズ性が低い
- 詳細レポート機能不足
専用駆除ツール使用
メリット
- 特定の脅威に特化
- 高い検出・駆除率
- 軽量で高速
- インストール不要
注意点
- 必ず公式サイトから入手(偽サイト/偽インストーラに注意)
- 単一の脅威対象
- 継続的な保護なし
手動でのウイルス除去
メリット
- 完全にコントロール可能
- 詳細な状況把握
- カスタマイズ性が高い
- 学習効果あり
リスク
- 高度な技術知識が必要
- システム破損の危険
- 時間がかかる
- 見落としの可能性
システム復元・初期化
メリット
- 確実な脅威除去
- システムの完全清浄化
- 複雑な駆除作業不要
- 最終的な解決策
デメリット
- 全データの消失
- アプリの再インストール必要
- 設定の再構築
- 時間と労力のコスト
🔄 システム復旧手順
ウイルス駆除後、システムを安全で安定した状態に復旧させます。
- Windowsアップデートの適用
- セキュリティソフトの再インストール・設定
- ブラウザ設定の復旧・セキュリティ強化
- パスワードの変更(特に重要アカウント)
- システムファイルの整合性確認
- バックアップファイルのウイルススキャン
- 不要なソフトウェアの削除
- ファイアウォール設定の確認
- 自動更新の有効化
- 復旧後の動作テスト
🔐 セキュリティ設定の強化
設定 → Windows Update → 更新プログラムのチェック → 全ての重要な更新を適用
Windows セキュリティ → ウイルスと脅威の防止 → リアルタイム保護をオン
Windows セキュリティ → ファイアウォールとネットワーク保護 → 設定確認
📂 データの安全性確認
| 確認項目 | チェック方法 | 対処が必要な場合 |
|---|---|---|
| バックアップファイル | ウイルススキャン実行 | 感染ファイルの削除・隔離 |
| 重要ドキュメント | 開封テスト・内容確認 | 破損ファイルの復旧 |
| メール・連絡先 | アカウント設定確認 | パスワード変更・二段階認証 |
| ブラウザデータ | ブックマーク・履歴確認 | 不審なサイトの削除 |
全ての復旧作業完了後、数日間PCの動作を監視し、異常な症状が発生していないことを確認してください。
🛡️ 予防策と対策
ウイルス感染を防ぐための包括的な予防策を実装しましょう。
🚀 効果的な予防策
定期的な更新
- OS・ソフトウェアの自動更新有効化
- ウイルス定義ファイルの更新
- ブラウザ・プラグインの最新化
- セキュリティパッチの即座適用
強固な認証
- 複雑なパスワードの使用
- 二段階認証の設定
- パスワードマネージャー活用
- 定期的なパスワード変更
安全な閲覧・メール
- 不審なメール・添付ファイル回避
- 信頼できないサイトへのアクセス制限
- ダウンロード前のファイル検証
- フィッシング詐欺の識別
バックアップ戦略
- 重要データの定期バックアップ
- 複数の保存場所の確保
- バックアップの定期的テスト
- クラウドとローカルの併用
⚙️ システム設定の最適化
UAC設定を「常に通知する」に設定し、管理者権限の使用を制限
具体的な目的や影響範囲が不明なままサービスを止めると不具合の原因になります。原則は「不要アプリ削除」「起動アプリ整理」から優先してください。
不要なネットワーク共有を無効化し、ファイアウォール設定を最適化
セキュリティ拡張機能のインストール、プライベートブラウジングの活用
🛠️ 推奨ツール一覧
ウイルス対策・駆除に役立つ信頼できるツールを紹介します。
Windows標準の保護(Microsoft Defender Antivirus / Windows セキュリティ)
種類: 標準ウイルス対策
費用: 無料(標準搭載)
特徴: リアルタイム保護、自動更新
Malwarebytes
種類: マルウェア専用対策
費用: 無料版あり
特徴: 高い検出率、軽量動作
PCからウイルス/マルウェアを除去する一般的な流れは、ベンダーが公開するガイドでも整理されています(手順の補足根拠)。How to remove a virus or malware from computer
AdwCleaner
種類: アドウェア駆除
費用: 無料
特徴: インストール不要、高速スキャン
RootkitRevealer
種類: ルートキット検出(参考・限定用途)
費用: 無料
特徴: 現行Windowsでは用途が限定的です。「公式に掲載されている=現行環境で推奨される」とは限らないため、まずは標準機能(オフラインスキャン等)を優先してください。公式の配布・掲載状況はSysinternals一覧で確認できます(公式掲載の根拠)。Sysinternals Security Utilities
HitmanPro
種類: セカンドオピニオン
費用: 30日間無料(条件は変更される場合があります)
特徴: クラウドベース、高精度
ダウンロードや試用条件は公式サイトで確認してください(公式入手先の根拠)。HitmanPro公式
ESET Online Scanner
種類: オンラインスキャン
費用: 無料
特徴: インストール不要、徹底スキャン
必ず公式サイトから信頼できるツールをダウンロードしてください。偽のセキュリティソフトやマルウェアが含まれた偽物が存在します。
❓ よくある質問
ウイルス感染・駆除に関してよく寄せられる質問にお答えします。
ウイルス対策ソフトも完璧ではありません。以下の理由で感染する可能性があります:
- 新種のウイルス: 定義ファイルに含まれていない最新の脅威
- 設定の問題: リアルタイム保護が無効になっている
- 更新不足: ソフトウェアや定義ファイルが古い
- ユーザーの操作: 警告を無視してファイルを実行
複数の対策を組み合わせる多層防御が重要です。
必ずしも完全に元の状態に戻るとは限りません:
- システム変更: レジストリ改変や設定変更が残る場合
- データ破損: 破損したファイルは復旧できない場合
- バックドア: 隠された侵入経路が残る可能性
- 情報漏洩: 既に流出した情報は取り戻せない
駆除後も継続的な監視と、必要に応じてシステムの再構築を検討してください。
基本的な保護には十分ですが、限界もあります:
無料版で十分な場合:
- 個人的な基本的利用
- 追加のセキュリティ知識がある
- 定期的な手動メンテナンスが可能
有料版が推奨される場合:
- ビジネス利用
- 高度な脅威への対策が必要
- 包括的なサポートが欲しい
- 自動化された高度な機能が必要
はい、スマートフォンもウイルス対策が重要です:
主なリスク:
- マルウェア感染(特にAndroid)
- 個人情報の漏洩
- 不正アプリのインストール
- フィッシング詐欺
対策方法:
- 公式ストアからのみアプリをダウンロード
- OS・アプリの定期的な更新
- 不審なリンクやメールを避ける
- セキュリティアプリの利用(Android)
使用状況に応じて頻度を調整してください:
推奨スケジュール:
- リアルタイム保護: 常時有効
- クイックスキャン: 週1回
- フルスキャン: 月1回
- セカンドオピニオン: 3ヶ月に1回
追加スキャンが必要な場合:
- 新しいソフトウェアのインストール後
- 不審な動作を感じた時
- USBメモリなど外部メディア接続後
- メールの添付ファイル実行後
💡 専門家のサポートが必要な場合
誤った自己解決はPCのデータ損失やさらなる被害に繋がるリスクがあります。PCホスピタルでは、専門の知識を持ったエンジニアが安全かつ確実にウイルスを駆除いたします。
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ウイルス・偽警告トラブルの切り分けも対応
偽のセキュリティ警告、通知が止まらない、ブラウザの乗っ取り疑い、動作不安定など、
状況に合わせて安全に切り分け・復旧をサポートします。
次のような場合は専門家への相談をご検討ください
- 偽警告や通知が止まらず、復旧しても再発する
- 不審な拡張機能が削除できない/削除しても戻る
- Defenderで検出・隔離できない/オフラインスキャンが必要そう
- 身代金要求(ランサム)や不正ログイン疑いがある
- 業務PCで復旧判断や手順の整理が必要
まずは「状況の切り分け」だけでもOKです
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