Windows Update KB5077181が何度やっても失敗する?エラーコード別の原因と段階的な対処法

  • 公開日:2026/2/24
  • 最終更新日:
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※本記事は1つの情報源としてご活用ください。重要な変更を加える場合は事前にバックアップを取り、複数の情報源も参考にしながら操作してください。

2026年2月に配信されたWindows Updateのセキュリティ更新プログラム「KB5077181」を適用しようとしたら、何度やり直しても「0x800F0991」「0x800F0983」「0x800F0922」といったエラーが表示されてインストールできない——そんなトラブルが世界中で多発しています。

  • 3つのエラーコードそれぞれの「原因」がわかる
  • トラブルシューティングツールからDISMコマンド、修復再インストールまで5段階の解決策がわかる
  • どの手順から試せばよいか、難易度順の推奨フローがわかる

こんな方におすすめの記事です

  • KB5077181のインストールが何度試しても失敗してしまう方
  • コマンドプロンプトの操作に不安があり、安全な手順を確認したい方
  • DISMやsfc /scannowを実行したのに、それでもUpdateが失敗する方

本記事では、KB5077181のインストール失敗エラー(0x800F0991・0x800F0983・0x800F0922)の原因と、段階的な解決策をわかりやすく解説します。(専門知識は不要です!)


エラーコードの意味と原因を理解しよう

まずは、画面に表示されているエラーコードの正体を知りましょう。単なる「ファイル破損」ではなく、内部では具体的なメカニズムによるトラブルが起きています。

💡 コンポーネントストアって何?「Windowsの部品倉庫」

コンポーネントストアとは、Windowsを動かすために必要な「部品」が保管されている倉庫のようなものです。アップデートはこの倉庫から必要な部品を取り出して組み立てる作業です。この倉庫内のファイルに欠損や不整合があると、組み立てができずにエラーになります。

0x800F0991(コンポーネント不整合エラー)の原因

0x800F0991は、Windows UpdateのコンポーネントストアのWindows内のファイル不整合や欠損により、更新プログラムの適用処理が失敗している状態を示すエラーです。CBS(Component Based Servicing)と呼ばれるWindowsの更新管理エンジンが、インストールに必要なファイルを見つけられない、または正しく読み込めない場合に発生します。

0x800F0983(差分更新の基準ファイル不一致)の原因

0x800F0983は、「PSFX_E_MATCHING_COMPONENT_DIRECTORY_MISSING」という内部エラーです。最近のWindows Updateは、データ量を減らすために「変更された差分だけ」をダウンロードする仕組み(エクスプレスアップデート)を使っています。しかし、自分のパソコンのコンポーネントストアに「基準となる元のファイル」が存在しないと、差分を合成できずエラーになってしまいます。

💡 差分更新のイメージは「料理の仕上げ調味料」

差分更新は、「元の料理(基準ファイル)に仕上げの調味料(差分)を加える」ようなイメージです。元の料理がお皿にのっていなければ、いくら調味料を持ってきても料理は完成しません。これが0x800F0983エラーの正体です。

0x800F0922(EFI容量不足・.NET・サービス無効化)の原因

0x800F0922エラーは、主にパソコンの環境や容量の制限によって引き起こされます。今回のKB5077181はAI機能などが追加されて更新プログラムのサイズが4GBを超える大規模なものになっています。また、パソコンを起動するための「EFIシステム予約パーティション」という領域(通常100MB程度)の空き容量不足が原因となるケースも報告されています。更新プログラムのインストール過程でブート関連ファイルを書き込む際に、この小さな領域の空きが足りずにエラーとなることがあります。さらに、App Readinessサービスの無効化、.NET Frameworkの破損、VPNソフトの干渉なども原因になることがあります。

⚠️ 最初は0x800F0983だったのにエラーが変わった場合

最初は0x800F0983が表示されていても、Windowsが何度かインストールをリトライする過程でコンポーネントストア内のファイルに不整合が生じ、0x800F0991に症状が変化・悪化することがあります。エラーコードが変わっても、以下の解決策は順番通りに試してください。


解決策①【簡単】Windows Updateトラブルシューティングツールを実行する

一番簡単で安全な方法です。Windowsに標準搭載されている「自動お医者さん」機能を使います。

「スタート」ボタンから「設定(歯車マーク)」を開く
左側メニューの「システム」→「トラブルシューティング」を選ぶ
「その他のトラブルシューティング ツール」を選択
「Windows Update」の横にある「実行」ボタンをクリック

このツールは、一時的なネットワークの不具合や軽いキャッシュの詰まりであれば直してくれます。しかし、0x800F0991のような深いコンポーネントストアの不整合には歯が立たないケースが多いです。実行後に再度アップデートを試し、ダメなら次のステップへ進みましょう。


解決策②【中級】DISMコマンド・sfc /scannowでシステムファイルを修復する

ここからは「コマンドプロンプト」という黒い画面を使います。ハッカーみたいで怖いかもしれませんが、以下のコマンドをコピー&貼り付けするだけなので安心してください。

この作業では、Microsoftのサーバーから正常なファイルをダウンロードして、破損したシステムファイルを修復します。実行順序が非常に重要です。

検索バーに「cmd」と入力し、「コマンド プロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選ぶ
以下をコピー&貼り付けしてEnterを押す(数分〜数十分かかります。100%になるまで待つ):
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
次に以下をコピー&貼り付けしてEnterを押す(100%になるまで待つ):
sfc /scannow

⚠️ 「操作は正常に完了しました」と出てもUpdateが失敗する場合

コマンドで修復できるのは「一般的なシステムファイル」です。Windows Update専用のコンポーネントストアの深い不整合は直りきらず、アップデートが再度失敗することがあります。その場合は次の解決策③へ進んでください。


解決策③【中級】Windows Updateコンポーネントを手動リセットする

Windows Updateが使用する一時保存フォルダ(ダウンロードしたファイルの置き場所)が破損している場合、それを一旦無効化して新しく作り直す作業です。先ほどと同じように「コマンド プロンプト」を「管理者として実行」で開き、以下のコマンドを1行ずつ順番にコピー&貼り付けして、その都度Enterキーを押してください。

▼まず関連するサービスを停止します

net stop wuauserv
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver

▼次に古いフォルダの名前を変更してリセット(無効化)します

ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.old

▼最後に停止したサービスを再開します

net start wuauserv
net start cryptSvc
net start bits
net start msiserver

終わったらパソコンを再起動して、Windows Updateを試してください。

⚠️ この作業後の注意点

この作業を行うと、過去の「更新履歴」の表示が一旦クリアされます。ただし、インストール済みのプログラム自体は消えませんので安心してください。また、名前を変更したフォルダ内には更新プログラムの「一時ファイル」が入っているだけなので、個人データ(写真・Wordファイルなど)が消えることは絶対にありません。


解決策④ Microsoft Update カタログから手動インストールする

自動更新の仕組み自体が壊れている場合、Microsoftの公式サイトから更新プログラムのファイルを直接ダウンロードして手動でインストールします。Microsoft Update カタログのKB5077181検索ページから、ご利用のOSに合ったファイルをダウンロードできます。

上記リンクからMicrosoft Update カタログにアクセスする
お使いのOSバージョン(Windows 11 Version 24H2 または 25H2)とアーキテクチャ(一般的なパソコンはx64、Surface Pro等はarm64)に一致するものの「ダウンロード」をクリックする
ポップアップ画面の「.msu」で終わる青いリンクをクリックしてダウンロードし、ダブルクリックして実行する

手動インストールを試みても「一部の更新プログラムはインストールされませんでした」などと弾かれてしまう場合は、OSの根幹部分に不整合が起きています。次の最終手段へ進みましょう。


解決策⑤【最終手段】「Windows Updateで問題を解決する」修復再インストール

従来のDISM、sfc、手動リセット、カタログからの手動インストールをすべて試しても0x800F0991や0x800F0983が解決しないケースが今回は多数報告されています。

現在、最も成功率が高い強力な解決策として浮上しているのが、Windows 11に搭載されている「設定から行う修復再インストール」です。海外のMicrosoft Q&Aコミュニティだけでも10人以上のユーザー(Luboš Motl氏やJohan De Bruyne氏など)が「この方法でついに成功した!」と報告しています。

この機能は、システムの根幹(コンポーネントストア)をインターネット上の最新の正常なファイルで完全に上書き修復しながら、アプリ・個人ファイル・設定はすべてそのまま保持されます。機能の詳細や保持される項目については、Microsoftの公式ガイド「Windows Updateで問題を解決する」でご確認いただけます。

「スタート」→「設定」→「システム」→「回復」の順に開く
「Windows Update で問題を解決する」の右側にある「今すぐ再インストール」ボタンをクリックする
「PCを自動的に再起動する」にチェックを入れ、「OK」を押す
完了まで待つ(目安:ダウンロード約10分+バックグラウンドインストール約60分+再起動の黒い画面で約5分)

⚠️ 企業・学校管理のPCではボタンが押せない場合があります

企業や学校がポリシー設定で管理しているパソコンでは、「今すぐ再インストール」のボタン自体がグレーアウトして押せない、あるいは表示されない場合があります。その場合は、企業や学校のIT管理者に相談してください。


Microsoftの対応状況と今後の見通し

2026年2月24日時点のKB5077181公式リリースノートでは「現時点で、Microsoftはこの更新プログラムに関する問題を認識していません」と記載されています(KB5077181の公式リリースノート)。しかし実際には、世界中のユーザーコミュニティでインストール失敗の報告が多数寄せられているのが実情です。次回の月例更新で状況が変わる可能性があるため、引き続き公式ページで最新情報を確認してください。


よくある質問(FAQ)

0x800F0991と0x800F0983は何が違うの?途中でエラーが変わったのはなぜ?

最初は、パソコン内にアップデートの基準となる差分ファイルが見つからないため「0x800F0983」が発生します。その後、Windowsが何度かインストールをリトライする過程でコンポーネントストア内のファイルに不整合が生じ、「0x800F0991」に症状が変化・悪化してしまうのが理由です。

DISM /RestoreHealthやsfc /scannowで「正常に完了」と出るのにUpdateは失敗する。次に何をすべき?

コマンドで修復できたのは「一般的なシステムファイル」だけで、Windows Update専用のコンポーネントストアの深い不整合は直りきっていません。この場合は、解決策③の「コンポーネントの手動リセット」を試し、それでもダメなら解決策⑤の「修復再インストール」を実行してください。

SoftwareDistributionフォルダやcatroot2フォルダの名前変更(リセット)は安全?データは消えない?

安全です。これらのフォルダにはWindows Updateをダウンロードした「一時ファイル」が入っているだけです。名前を変更(無効化)してサービスを再開すれば、Windowsが自動的に空っぽの新しいフォルダを作り直してくれます。パソコン内の写真やWordなどの個人データが消えることは絶対にありません。ただし、過去のWindows Updateの「更新履歴」の表示だけはリセットされて消えます。

Microsoft Update カタログから手動ダウンロードしてもインストールに失敗する場合はどうすれば?

手動の単体ファイル(.msu)を流し込んでも弾かれる場合、Windowsの土台自体がパッチを受け入れられない状態に陥っています。解決策⑤の「Windows Updateで問題を解決する(修復再インストール)」を行って、土台そのものを正常な状態に戻す必要があります。

「設定→回復→今すぐ再インストール」を実行するとアプリやファイルは消える?

消えません。この機能はシステムファイルとコンポーネント(Windowsの骨組み部分)だけを修復し、インストール済みのアプリ・個人ファイル・各種設定はすべて安全に保持される設計になっています。

まとめ:KB5077181インストール失敗の解決フロー

この記事では、KB5077181などのWindows Updateが失敗する原因と、難易度順の解決策を解説しました。以下の推奨フローを順番に試してみてください。

  • 解決策①:Windows Updateトラブルシューティングツールを実行する

    最も簡単で安全な第一歩。軽いキャッシュ問題なら解決することがある。

  • 解決策②:DISMコマンドとsfc /scannowでシステムファイルを修復する

    Microsoftのサーバーから正常なファイルをダウンロードして修復。順番通りに実行することが重要。

  • 解決策③:コマンドでWindows Updateコンポーネントをリセットする

    SoftwareDistributionなどの一時フォルダを無効化して作り直す。更新履歴の表示はリセットされるが個人データは消えない。

  • 解決策④:Microsoft Update カタログから手動インストールする

    自動更新の仕組みをバイパスして直接ファイルを流し込む方法。

  • 解決策⑤【最終手段】:設定の「回復」から「今すぐ再インストール」を実行する

    現在最も成功率が高いとされる方法。アプリ・ファイル・設定を保持したままコンポーネントストアを丸ごと修復できる。所要時間の目安は合計約75分。

多くの方は⑤の「修復再インストール」で解決できる可能性が高いです。これらの手順をすべて試しても解決しない場合や、コマンド入力がどうしても不安な場合は、PCホスピタルなどのプロのPC修理サポート業者に相談するという選択肢も検討してみてください。


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Windows Update失敗の切り分け・復旧も対応

更新の失敗は「一時的な不具合」だけでなく、コンポーネントストア不整合・差分更新の不一致・EFI領域不足など、
原因が複数に分かれます。
状況に合わせて、安全な手順で復旧(修復コマンド/更新コンポーネントのリセット/修復再インストール等)を支援します。

次のような場合は専門家への相談をご検討ください

  • KB5077181が何度やっても失敗し、0x800F0991 / 0x800F0983 / 0x800F0922 が出る
  • DISM /RestoreHealth や sfc /scannow を実行しても改善しない
  • SoftwareDistribution / catroot2 のリセット後も失敗が続く
  • Updateカタログ(.msu)の手動インストールでも弾かれる
  • 「今すぐ再インストール(修復再インストール)」の実行が不安/企業PCで制限がある

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