【2026年1月対応】Gmail外部メールPOP受信廃止|IMAP移行の完全ガイド【サーバー別設定】

  • 公開日:2025/12/1
  • 最終更新日:
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【2026年1月対応】Gmail外部メールPOP受信廃止|IMAP移行の完全ガイド【サーバー別設定】

2026年1月に、Gmailウェブ版の「他のアカウントのメールを確認(POP)」機能やGmailify機能が終了しました。独自ドメインメールや他社メールをGmailで管理していた方は、IMAP(インターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル)への切り替えが必要です。

この記事では、POPからIMAPへの切り替えを決めた方向けに、主要レンタルサーバー別の具体的な設定値、スマートフォン(Gmailアプリ)とデスクトップメールソフトでの設定手順、PCでメールを確認する3つの方法、トラブルシューティングまで、実践的な内容を詳しく解説します。

⚠️ 重要なお知らせ

Gmailの「他のアカウントのメールを確認(POP)」機能は2026年1月に廃止されました。すでに新着メールが届かなくなっている場合は、本記事の手順で早急に対応してください。

⚠️ 前提知識:まだ対策を決めていない方へ

この記事は、Gmail「他のアカウントのメールを確認(POP)」機能終了に対して「IMAP移行」を選択した方向けの詳細な設定ガイドです。「そもそもどの対策を選ぶべきか」「自分が影響を受けるか確認したい」という方は、まず以下の記事をご覧ください:
関連記事:Gmailの他アカウントPOP受信廃止で独自ドメインが届かない!2026年1月までに必須の緊急対策

重要:IMAP設定を行う前に、必ずメールデータのバックアップを取得してください。設定ミスによるメール紛失リスクを避けるため、慎重に作業を進めることを強くおすすめします。


この記事でわかること

ポイント1: サーバー別IMAP設定値

内容: エックスサーバー、ロリポップ、さくらインターネット、ConoHa WING、mixhostなど主要レンタルサーバーの具体的な設定値を解説します。

重要度: ⭐⭐⭐⭐⭐(最重要)

ポイント2: PCでメールを確認する3つの方法

内容: Thunderbird、Webメール、Gmail送信のみ設定の3つの方法を比較し、あなたに最適な方法を提案します。

重要度: ⭐⭐⭐⭐⭐(最重要)

ポイント3: トラブルシューティング

内容: 「認証に失敗しました」「サーバーに接続できません」など、よくあるエラーの原因と解決策を詳しく解説します。

重要度: ⭐⭐⭐⭐⭐(最重要)


POPとIMAPの違いを理解する(基礎知識)

IMAP設定を始める前に、POPとIMAPの基本的な違いを簡単に理解しておきましょう。

POP(Post Office Protocol)の特徴

  • メールをサーバーから端末にダウンロードして保存する方式です。
  • メールは通常、ダウンロード後にサーバーから削除されます(設定で残すことも可能)。
  • 単一端末での利用を想定しており、複数の端末で同じメールを見ることが困難です。
  • メールはローカル(PCやスマホ内)に保存されるため、他の端末からはアクセスできません。

IMAP(Internet Message Access Protocol)の特徴

  • メールをサーバー上に保存したまま、複数の端末から閲覧・管理できる方式です。
  • すべての端末間でほぼリアルタイムに同期されます(PCで既読にしたメールは、一定時間内にスマホ側にも既読が反映されます)。
  • 現代の主流なメールアクセス方式で、サーバー上で一元管理しやすく、複数端末での運用に適しています。
  • フォルダ構造もサーバー上で管理されるため、すべての端末で同じフォルダ構成を利用できます。

セキュリティについて:POP/IMAPともに、SSL/TLSを正しく設定すれば暗号化の強度は同等です。「IMAPがより安全」というのは、プロトコル自体の違いではなく、サーバー側で一元管理することで運用上のセキュリティを高めやすいという意味です。

重要:PCのWebブラウザ版Gmailでは、外部アカウントの継続的なPOP受信やGmailifyによる連携は提供されなくなります。そのため、「IMAPへの切り替え」とは、外部メールアカウントの接続先を「Gmailアプリ」または「別のメールソフト」に変更することを意味します。

なお、Gmail Webから一度きりのメールや連絡先のインポート機能は今後も提供される予定です(継続的な同期は行われません)。長年使ったアカウントを新しいGmailに統合したい場合の選択肢として検討できます。


方法1:スマートフォン(Gmailアプリ)でIMAP接続を設定する

スマートフォン(Android/iOS)のGmailアプリでは、IMAP接続により外部メールアカウントを追加し、引き続き閲覧・送信が可能です。

メリットとデメリット

メリット:

  • 無料で、スマホ上で複数のアカウントを一元管理できます。
  • IMAP接続のためほぼリアルタイムで同期されます。
  • Gmailアプリの使い慣れたインターフェースで管理できます。

デメリット:

  • この設定はモバイルアプリ内でのみ有効であり、PCのウェブ版Gmailでは新しいメールを受信できません
  • 仕事用途で頻繁にPCを使う方には不十分な可能性があります。

設定手順(詳細版)

ステップ1: Gmailアプリを起動し、右上のプロフィール画像をタップします
ステップ2: 「別のアカウントを追加」または「アカウントを追加」を選択します
ステップ3: メールのセットアップ画面で、設定したいメールの種類(Outlook、Yahooなど)を選択するか、「その他」を選択します
ステップ4: メールアドレスとパスワードを入力します
ステップ5: アカウントの種類を選択する画面で「個人用(IMAP)」を選択します
ステップ6: IMAPサーバー設定情報を入力します(詳細は下記「サーバー別設定値」参照)
ステップ7: 設定が完了し、メールが同期されることを確認します

ステップ6の詳細:IMAPサーバー設定情報の入力

以下の情報を、メールサービス提供元(レンタルサーバーやプロバイダー)から取得し、正確に入力してください。

✅ 受信サーバー(IMAP)の設定項目

  • IMAPサーバー(ホスト名):プロバイダーが提供するホスト名(例:imap.yourdomain.com、imap.example.jp)
  • ポート番号:多くのサービスで使われる代表的な番号は993(SSL/TLS使用時)ですが、プロバイダーによって異なる場合があります
  • セキュリティの種類:SSL/TLS(推奨)または STARTTLS
  • ユーザー名:メールアドレス全体(例:info@yourdomain.com)またはアカウント名
  • パスワード:メールアカウントのパスワード

✅ 送信サーバー(SMTP)の設定項目

  • SMTPサーバー(ホスト名):プロバイダーが提供するホスト名(例:smtp.yourdomain.com、smtp.example.jp)
  • ポート番号:多くのサービスで使われる代表的な番号は465(SSL使用時)または587(TLS使用時)ですが、プロバイダーによって異なる場合があります
  • セキュリティの種類:SSL/TLS(推奨)または STARTTLS
  • ユーザー名:メールアドレス全体またはアカウント名
  • パスワード:メールアカウントのパスワード

⚠️ 重要:サーバー設定情報の確認先

上記の設定情報(IMAPサーバー、ポート番号など)は、メールサービス提供元(レンタルサーバー会社、プロバイダーなど)が提供するドキュメントやサポートページで必ず確認してください。提供元によって設定内容が異なるため、正確な情報を入力しないと接続できません。ポート番号は上記が代表的な例ですが、プロバイダーによっては別の番号を指定される場合があります。


方法2:デスクトップ用メールソフトでIMAP接続を設定する

PCで外部メールの一元管理を継続したい場合は、Outlook、Thunderbird、Apple Mailなどの専用メールクライアントにIMAPで接続する必要があります。

メリットとデメリット

メリット:

  • PCのデスクトップ上でメールを管理する従来の業務フローを継続できます。
  • IMAP接続により、複数のPCやスマホでメールの状態がほぼリアルタイムに同期されます。
  • 高度なフィルタリングや自動振り分け機能を利用できます。

デメリット:

  • 外部メールアカウントをGmail経由ではなく、PCのメールソフトに直接IMAP接続する場合、その外部アカウント宛のメールについてはGmailの迷惑メールフィルタやカテゴリ分けなどの機能は使えなくなります(@gmail.com宛のメールは従来どおりGmail側でフィルタされます)。
  • メールソフトのインストールと設定が必要です。

設定手順(Outlook・Thunderbird共通の流れ)

ステップ1: 使用したいメールソフト(OutlookやThunderbirdなど)を起動します
ステップ2: 「新しいアカウントを追加」または「アカウント設定」機能を選択します
ステップ3: メールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力し、アカウントの種類として「IMAP」を選択します
ステップ4: メールプロバイダーから提供されたIMAP/SMTPサーバー設定情報を入力します(下記「サーバー別設定値」参照)
ステップ5: 設定後、送受信テストを行い、メールが正しく同期されることを確認します

主要メールソフト別の設定ポイント

Microsoft Outlook

  • 「ファイル」→「アカウントの追加」から設定を開始します。
  • 「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」を選択します。
  • 「POP または IMAP」を選択し、IMAPを指定します。
  • 受信サーバー(IMAP)と送信サーバー(SMTP)の情報を正確に入力します。

Mozilla Thunderbird

  • 右上のメニュー(≡)→「アカウント設定」→「アカウント操作」→「メールアカウントを追加」を選択します。
  • 名前、メールアドレス、パスワードを入力します。
  • 「手動設定」を選択し、IMAPを指定します。
  • 受信サーバー(IMAP)と送信サーバー(SMTP)の情報を入力します。

Apple Mail(Mac)

  • 「Mail」→「アカウントを追加」を選択します。
  • 「その他のメールアカウント」を選択します。
  • 名前、メールアドレス、パスワードを入力します。
  • アカウントの種類として「IMAP」を選択し、サーバー情報を入力します。

Thunderbirdのインストール(初めての方)

  1. Thunderbird公式サイトから最新版をダウンロード
  2. インストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストール
  3. Thunderbirdを起動し、「アカウント設定」を開始

サーバー別IMAP設定値

ここからは、主要レンタルサーバーごとの具体的なIMAP設定値を解説します。お使いのサーバーに該当するセクションを参照してください。

エックスサーバーの設定

エックスサーバーでは、以下の設定値を使用します。詳細はエックスサーバー公式マニュアルでもご確認いただけます。

受信サーバー(IMAP)

サーバー名sv○○○○.xserver.jp
※サーバーパネルの「サーバー情報」で確認。例: sv12345.xserver.jp
ポート番号993
接続の保護SSL/TLS
認証方式通常のパスワード認証
ユーザー名メールアドレス全体(例: info@example.com

送信サーバー(SMTP)

サーバー名sv○○○○.xserver.jp
※受信サーバーと同じ
ポート番号465
接続の保護SSL/TLS
認証方式通常のパスワード認証
ユーザー名メールアドレス全体(例: info@example.com

📌 パスワードの確認方法:
エックスサーバーパネル → 「メールアカウント設定」→ 対象のメールアドレスを選択 → パスワードを確認(または再設定)

ロリポップの設定

ロリポップでは、以下の設定値を使用します。詳細はロリポップ公式マニュアルでもご確認いただけます。

受信サーバー(IMAP)

サーバー名imap.lolipop.jp
ポート番号993
接続の保護SSL/TLS
認証方式通常のパスワード認証
ユーザー名メールアドレス全体(例: support@example.com

送信サーバー(SMTP)

サーバー名smtp.lolipop.jp
ポート番号465
接続の保護SSL/TLS
認証方式通常のパスワード認証
ユーザー名メールアドレス全体

📌 パスワードの確認方法:
ユーザー専用ページ → 「メール設定」→ 「メール設定/ロリポップ!webメーラー」→ パスワード確認

さくらインターネットの設定

さくらインターネットでは、以下の設定値を使用します。詳細はさくらインターネット公式サポートでもご確認いただけます。

受信サーバー(IMAP)

サーバー名○○○○.sakura.ne.jp
※重要:初期ドメイン名を使用してください。コントロールパネルの「サーバー情報」で確認できます。
imap.sakura.ne.jp ではありませんのでご注意ください。
ポート番号993
接続の保護SSL/TLS
認証方式通常のパスワード認証
ユーザー名メールアドレス全体(例: info@example.com

送信サーバー(SMTP)

サーバー名○○○○.sakura.ne.jp
※受信サーバーと同じ(初期ドメイン名)
ポート番号465
接続の保護SSL/TLS
認証方式通常のパスワード認証
ユーザー名メールアドレス全体

📌 パスワードの確認方法:
サーバーコントロールパネル → 「メールアドレス一覧」→ 対象のメールアドレスを選択 → 「パスワード変更」

ConoHa WINGの設定

受信サーバー(IMAP)

サーバー名独自ドメイン名(例: example.com
ポート番号993
接続の保護SSL/TLS
認証方式通常のパスワード認証
ユーザー名メールアドレス全体(例: contact@example.com

送信サーバー(SMTP)

サーバー名独自ドメイン名(例: example.com
ポート番号465
接続の保護SSL/TLS
認証方式通常のパスワード認証
ユーザー名メールアドレス全体

📌 パスワードの確認方法:
ConoHaコントロールパネル → 「メール管理」→ 「メールアドレス一覧」→ パスワード確認

mixhostの設定

受信サーバー(IMAP)

サーバー名独自ドメイン名(例: example.com
※またはサーバー番号: serverXXX.mixhost.jp
ポート番号993
接続の保護SSL/TLS
認証方式通常のパスワード認証
ユーザー名メールアドレス全体(例: hello@example.com

送信サーバー(SMTP)

サーバー名独自ドメイン名(例: example.com
ポート番号465
接続の保護SSL/TLS
認証方式通常のパスワード認証
ユーザー名メールアドレス全体

📌 パスワードの確認方法:
cPanelにログイン → 「電子メールアカウント」→ 対象のメールアドレスの「パスワードの変更」

⚠️ セキュリティ上の重要な注意

  • パスワードは必ず「メールアカウント専用のパスワード」を使用してください(サーバーパネルのログインパスワードではありません)
  • パスワードが分からない場合は、サーバーの管理画面で「パスワード変更」を実行してください
  • SSL/TLS接続は必須です。暗号化なしの接続は使用しないでください

PCでメールを確認・返信する3つの方法

スマホのGmailアプリでIMAP接続を設定した後、PCでも同じメールを確認・返信したいという方へ。PCでのメールアクセス方法を3つご紹介します。

⚠️ よくある誤解

Q. スマホのGmailアプリでIMAP追加したら、PC版Gmail(ブラウザ)でも見られますか?

A. いいえ、見られません。

これが最も誤解されやすいポイントです:

  • スマホのGmailアプリ = 独立したメールクライアント(デバイスごとに設定が必要)
  • PC版Gmail(ブラウザ) = Googleアカウントに紐づいたサービス
  • IMAP接続は「アプリごと」「デバイスごと」に設定が必要です

つまり、スマホでIMAP設定しても、PCのブラウザ版Gmailには表示されません。PCでメールを見るには、以下の3つの方法から選択してください。

方法1:Thunderbird(デスクトップアプリ)【推奨】

最も推奨される方法です。上記「方法2:デスクトップ用メールソフトでIMAP接続を設定する」の手順で設定してください。

メリット

  • スマホと完全同期(IMAPなので、どちらで読んでも既読状態が反映される)
  • オフラインでも閲覧可能
  • 複数アカウントを同時に管理できる
  • 高機能な検索・フィルタ機能
  • 無料で使用可能

デメリット

  • ソフトのインストールが必要
  • 初回設定が必要(ただし10〜15分程度)

こんな人におすすめ

  • PC作業が中心の方
  • 大量のメールを効率的に処理したい方
  • 複数のメールアカウントを統合管理したい方

方法2:Webメール(ブラウザ)

レンタルサーバー各社が提供するWebメール機能を使って、ブラウザから直接ログインする方法です。

各サーバーのWebメールログイン方法

サーバーWebメールURLログイン情報
エックスサーバーWebメールログインメールアドレス + パスワード
ロリポップロリポップ!webメーラーメールアドレス + パスワード
さくらインターネットWebメールメールアドレス + パスワード
ConoHa WINGコントロールパネル → 「Webメール」メールアドレス + パスワード
mixhostcPanel → 「電子メール」→ 「電子メールアカウント」→ 「詳細」→ 「Webmailにアクセス」メールアドレス + パスワード

メリット

  • どのPCからでもアクセス可能(ブラウザだけでOK)
  • ソフトのインストール不要
  • スマホとも同期(IMAPなので)

デメリット

  • Gmailのような便利機能(スレッド表示、強力な検索等)が使えない
  • 複数アカウントを同時に見られない(ブラウザのタブを複数開く必要がある)
  • インターフェースがサーバー会社ごとに異なる

こんな人におすすめ

  • 複数のPCで作業する方(自宅・会社など)
  • ソフトのインストールができない環境の方
  • ブラウザだけで完結させたい方

方法3:Gmail(ブラウザ版)で送信のみ設定

Gmail(ブラウザ版)では、送信機能のみを設定できます。ただし、受信メールはGmail(ブラウザ版)には表示されません。

⚠️ 重要な制限

  • ✅ Gmail(ブラウザ版)から独自ドメインで送信できる
  • ❌ でも受信メールはGmail(ブラウザ版)には表示されない
  • → 受信確認はThunderbirdまたはWebメールで行う必要があります

設定手順

  1. Gmail(PC版)を開く:https://mail.google.com
  2. 右上の歯車アイコン → 「すべての設定を表示」
  3. 「アカウントとインポート」タブを開く
  4. 「名前」欄の「他のメールアドレスを追加」をクリック
  5. 以下の情報を入力:
    • 名前:あなたの名前(または任意の表示名)
    • メールアドレス:独自ドメインのメールアドレス(例: info@example.com)
    • 「エイリアスとして扱います」のチェックを外す
  6. 「次のステップ」をクリック
  7. SMTP設定を入力(上記「サーバー別設定値」を参照):
    • SMTPサーバー:例 sv○○○○.xserver.jp
    • ポート:465
    • ユーザー名:メールアドレス全体
    • パスワード:メールアカウントのパスワード
    • 「SSL を使用したセキュリティで保護された接続」を選択
  8. 「アカウントを追加」をクリック
  9. 確認メールが送信されるので、メール内のリンクをクリックして認証完了

メリット

  • 使い慣れたGmail(ブラウザ版)から送信できる
  • 複数アカウントの送信元を簡単に切り替えられる

デメリット

  • 受信メールは見られない(これが最大の制限)
  • 受信確認は別の方法(ThunderbirdまたはWebメール)が必要

こんな人におすすめ

  • 送信だけはGmailの便利な機能を使いたい方
  • 受信確認はThunderbirdやWebメールで問題ない方

運用パターン診断:あなたに最適な方法は?

使用環境・優先事項推奨方法理由
PC作業が中心方法1:Thunderbird高機能で効率的。スマホとも完全同期
複数のPCで作業
(自宅・会社など)
方法2:Webメールどこからでもアクセス可能。設定不要
ソフトをインストールできない方法2:Webメールブラウザだけで完結
Gmailの使い勝手が好き方法3:送信のみ設定
+ 方法1または2で受信
送信はGmailで、受信は別手段
外出が多いスマホのGmailアプリ
(PCはWebメール)
リアルタイム通知で即座に対応
すべてを統合管理したい方法1:Thunderbird
+ スマホのGmailアプリ
PC・スマホ完全同期で最強の組み合わせ

💡 おすすめの運用方法

最も効率的な組み合わせ:

  • スマホ:GmailアプリでIMAP接続(リアルタイム通知)
  • PC:Thunderbird(高機能な検索・フィルタ・大量処理)

この組み合わせなら、PCとスマホが完全同期し、どちらで読んでも既読状態が反映されます。外出先ではスマホで即対応、PC作業時はThunderbirdで効率的に処理という使い分けが可能です。


移行後の必須作業①:過去のPOPメールをIMAPサーバーに移行する

POPで受信した過去のメールは、通常PCなどのローカル端末内に保存されており、サーバー上に残っていません。そのため、IMAPに切り替えても、他の端末から過去のメールを見ることはできません。

もし過去のメールも、IMAP経由で他のデバイスからアクセスできるようにしたい場合は、手動でサーバーにアップロードする作業が必要です。

データ移行の手順(デスクトップメールソフトを使用)

ステップ1: IMAP接続を設定したメールクライアント(OutlookやThunderbirdなど)を開きます
ステップ2: ローカルに保存されている古いPOPアカウントの受信トレイやフォルダを確認します(Outlookの.pstファイル、Thunderbirdのローカルフォルダなど)
ステップ3: それらのメールやフォルダを、クライアント内で設定した新しいIMAPアカウントの受信トレイまたはフォルダにドラッグ&ドロップまたはコピー&ペーストします
ステップ4: メールソフトがサーバーへのアップロードを開始します(メール数が多い場合は時間がかかります)
ステップ5: アップロードが完了したら、他の端末(スマホなど)から同じメールが見られるか確認します

データ移行時の重要な注意事項

⚠️ データ移行前に必ずバックアップを取得

  • 作業前に必ずメールデータの完全なバックアップを取得してください。誤操作によるデータ消失を防ぐため、この手順は絶対に省略しないでください。
  • Outlookの場合は.pstファイルをコピー、Thunderbirdの場合はプロファイルフォルダをコピーします。
  • バックアップは外付けHDDやクラウドストレージなど、複数の場所に保存することを推奨します。

✅ データ移行時のチェックポイント

  • メール数が多い場合、アップロードに数時間~数日かかる場合があります。
  • ネットワーク接続が安定している環境で作業してください。
  • サーバーの容量制限を確認してください(容量不足の場合、すべてのメールを移行できない可能性があります)。
  • 添付ファイル付きのメールは、ファイルサイズが大きいため時間がかかります。
  • 移行中はメールソフトを閉じないでください。

移行後の必須作業②:GmailのPOP設定を削除して二重受信を防ぐ

IMAPへの移行が完了したら、GmailのWeb版に残っている「他のアカウントのメールを確認(POP)」設定を削除する必要があります。これを怠ると、以下のような問題が発生します:

  • メールの重複受信:Gmailの「他のアカウントのメールを確認(POP)」機能とIMAPメールソフトの両方が同じメールを取得しようとし、メールの「取り合い」が発生します。
  • メールの不整合:一方で削除したメールがもう一方では残っているなど、同期の問題が発生します。
  • サーバーへの負荷:複数のクライアントが同時にメールを取得しようとするため、サーバーに不要な負荷がかかります。

Gmail「他のアカウントのメールを確認(POP)」設定削除の手順

ステップ1: PCのブラウザでGmailにログインします
ステップ2: 画面右上の歯車アイコン(設定)をクリックし、「すべての設定を表示」を選択します
ステップ3: 上部タブの「アカウントとインポート」をクリックします
ステップ4: 「他のアカウントのメールを確認」のセクションにある、該当の外部メールアドレスの設定を「削除」します
ステップ5: 削除確認のダイアログが表示されたら、「OK」をクリックして削除を完了します

⚠️ 重要:削除前に必ず確認すること

「他のアカウントのメールを確認(POP)」設定を削除する前に、新しいIMAP接続が正常に機能していることを必ず確認してください。テストメールを送受信し、問題なく動作することを確認してから削除作業を行ってください。削除後は元に戻せません(再設定は可能ですが、2026年1月以降はGmailウェブ版の「他のアカウントのメールを確認(POP)」機能自体が使えなくなります)。

注:なお、Gmailアカウント自体(@gmail.com)をサードパーティ製メールソフトからPOP/IMAP接続で利用する機能は、2026年1月以降も引き続き利用可能です。今回終了するのは、Gmailウェブ版で外部アカウントのメールをPOPで取得する機能です。


トラブルシューティング

問題1: 「認証に失敗しました」と表示される

原因

  • パスワードが間違っている
  • サーバーパネルのログインパスワードを使用している(間違い)
  • メールアカウントのパスワードが設定されていない

解決策

  1. サーバーの管理画面で「メールアカウントのパスワード」を確認・再設定
  2. パスワードをコピー&ペーストで入力(手入力でのミスを防ぐ)
  3. 全角スペースが入っていないか確認

問題2: 「サーバーに接続できません」と表示される

原因

  • サーバー名が間違っている
  • ポート番号が間違っている
  • SSL/TLS設定が間違っている
  • ファイアウォールでブロックされている

解決策

  1. サーバー名を再確認(スペルミス、余分なスペースがないか)
  2. ポート番号を確認:
    • IMAP: 993(SSL/TLS使用時)
    • SMTP: 465(SSL/TLS使用時)または 587(STARTTLS使用時)
  3. 接続の保護を「SSL/TLS」に設定
  4. セキュリティソフトの設定を確認

問題3: メールは受信できるが送信できない

原因

  • 送信サーバー(SMTP)の設定が間違っている
  • SMTP認証が有効になっていない
  • ポート25がISPでブロックされている

解決策

  1. 送信サーバー設定で「認証を使用する」にチェック
  2. ポート番号を 465(SSL/TLS)または 587(STARTTLS)に変更
  3. ユーザー名とパスワードが受信サーバーと同じか確認

問題4: 過去のメールが表示されない

原因

  • IMAP同期の設定が制限されている
  • サーバー側でメールが削除されている

解決策

  1. Thunderbirdの場合:
    • アカウント設定 → 「同期とディスク領域」
    • 「このアカウントのメッセージをこのコンピュータに保存する」にチェック
    • 「すべてのフォルダを同期」を選択
  2. 受信トレイを右クリック → 「プロパティ」→ 「修復」を実行

問題5: スマホで通知が来ない

原因

  • 通知設定がオフになっている
  • バッテリー最適化でバックグラウンド動作が制限されている

解決策

  1. Gmailアプリの設定 → 該当アカウント → 「通知」をオンに設定
  2. スマホの設定 → 「アプリ」→ 「Gmail」→ 「通知」を許可
  3. Android: 「バッテリーの最適化」からGmailを除外
  4. iPhone: 「設定」→ 「Gmail」→ 「バックグラウンド更新」をオン

問題6: エラーコード「AUTH FAILED」が表示される

原因

  • 一部のサーバーで2段階認証やアプリパスワードが必要
  • 古い認証方式が無効化されている

解決策

  1. サーバーの管理画面で「アプリパスワード」を生成(Google Workspace、Microsoft 365等)
  2. 認証方式を「OAuth2.0」に変更(対応している場合)
  3. サーバー会社のサポートに最新の認証情報を確認

よくある疑問 Q&A

Q. IMAPサーバーの設定情報がわかりません。どこで確認できますか?

A. IMAPサーバーのホスト名、ポート番号、セキュリティ設定などの情報は、メールサービス提供元(レンタルサーバー会社、プロバイダーなど)の公式サポートページやマニュアルで確認できます。「IMAP設定」「メールソフト設定」などのページを探してください。不明な場合は、提供元のサポートに直接問い合わせることをおすすめします。本記事の「サーバー別IMAP設定値」セクションも参照してください。

Q. IMAP接続に切り替えたら、過去のメールはどうなりますか?

A. POPでローカルに保存されていた過去のメールは、IMAP接続に切り替えても自動的にはサーバーに移行されません。他の端末からも過去のメールを見たい場合は、上記の「移行後の必須作業①」の手順に従って、手動でサーバーにアップロードする必要があります。

Q. Gmailの「他のアカウントのメールを確認(POP)」設定を削除すると、Gmailに取り込まれていた過去のメールは消えますか?

A. 消えません。「他のアカウントのメールを確認(POP)」設定を削除しても、既にGmailに取り込まれていた過去のメールはGmail内に安全に保持されます。削除されるのは「新しいメールを自動的にPOPで取得する設定」のみです。

Q. スマホのGmailアプリとPCのメールソフトの両方でIMAP接続を設定できますか?

A. はい、可能です。IMAPは複数の端末での同時接続をサポートしており、スマホとPCの両方で同じメールアカウントをIMAP接続で設定できます。すべての端末間でほぼリアルタイムに同期されるため、どの端末で操作しても他の端末にも反映されます。

Q. スマホでIMAP設定したら、PCのブラウザ版Gmailでも見られますか?

A. いいえ、見られません。スマホのGmailアプリでIMAP設定しても、PCのブラウザ版Gmailには表示されません。PCでメールを確認するには、「PCでメールを確認・返信する3つの方法」セクションで紹介した方法(Thunderbird、Webメール、Gmail送信のみ設定)のいずれかを使用してください。

Q. IMAP接続後、メールがうまく同期されません。何が原因ですか?

A. 以下の点を確認してください:

  • IMAPサーバー、ポート番号、セキュリティ設定が正確に入力されているか
  • インターネット接続が安定しているか
  • メールアカウントのパスワードが正しいか
  • ファイアウォールやセキュリティソフトがIMAP接続をブロックしていないか
  • Gmail側の「他のアカウントのメールを確認(POP)」設定が残っていて二重受信の問題が発生していないか

それでも解決しない場合は、「トラブルシューティング」セクションを参照するか、メールサービス提供元のサポートに問い合わせてください。


🔧 IMAP移行をさらにスムーズに

📋 【全体像を把握】POP廃止対策ガイド


2026年1月Gmail他アカウントPOP受信廃止の対策|独自ドメインメール受信を継続する完全ガイド

IMAP移行以外の選択肢も含めた総合的な対策を確認

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IMAP移行で起こる『共有既読問題』の解決ガイド

移行後に発生する対応漏れ・二重対応を防ぐ方法

💡 背景を理解する


なぜGoogleはPOP廃止を決断?セキュリティと標準化の戦略

廃止の理由を知ることで、今後の対策も見えてきます

まとめ:IMAP移行を確実に完了させ、安心してメールを使い続けよう

この記事では、Gmail外部メールをPOPからIMAPに切り替えるための具体的な設定手順と、移行後の必須作業を詳しく解説しました。

この記事で解説した内容をまとめます:

  • サーバー別IMAP設定値:エックスサーバー、ロリポップ、さくらインターネット、ConoHa WING、mixhostの具体的な設定値を解説しました。お使いのサーバーの設定値を確認し、正確に入力してください。
  • PCでメールを確認する3つの方法:Thunderbird、Webメール、Gmail送信のみ設定の3つの方法を紹介しました。あなたの使用環境に最適な方法を選択してください。
  • トラブルシューティング:「認証に失敗しました」「サーバーに接続できません」など、よくあるエラーの原因と解決策を解説しました。問題が発生した場合は参照してください。
  • 移行後の必須作業:過去のPOPメールをIMAPサーバーに移行する手順と、Gmailの「他のアカウントのメールを確認(POP)」設定を削除して二重受信を防ぐ方法を解説しました。

IMAP移行完了までのチェックリスト

✅ IMAP移行の完全チェックリスト

  • 【準備】メールデータのバックアップを取得する:作業前に必ずローカルメールデータの完全なバックアップを複数の場所に保存します。
  • 【準備】メールサービス提供元からIMAP設定情報を取得する:本記事の「サーバー別IMAP設定値」セクションを参照してください。
  • 【設定】スマホGmailアプリまたはデスクトップメールソフトでIMAP接続を設定する:上記の手順に従って、正確に設定します。
  • 【テスト】送受信テストを実施する:新しいIMAP接続でメールの送受信が正常に動作することを確認します。
  • 【移行】過去のPOPメールをIMAPサーバーにアップロードする:他の端末からも過去のメールを見たい場合は、手動でサーバーに移行します(メール数が多い場合は時間がかかります)。
  • 【削除】Gmailの「他のアカウントのメールを確認(POP)」設定を削除する:新しいIMAP接続が正常に機能していることを確認してから、Gmail設定の「アカウントとインポート」から「他のアカウントのメールを確認(POP)」設定を削除します。
  • 【確認】二重受信が発生していないか最終確認する:数日間運用し、メールの重複受信や不整合が発生していないか確認します。

IMAP移行は、やや技術的な作業ですが、この記事の手順に従って慎重に進めれば、問題なく完了できます

⚠️ 最終リマインダー

設定作業中に問題が発生した場合は、無理に進めず、メールサービス提供元のサポートに問い合わせてください。誤った設定や操作は、メールデータの消失やアカウントのロックアウトにつながる可能性があります。慎重に、確実に作業を進めることが重要です。


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