OneDrive雲マークで容量節約!Googleドライブ併用で無料20GBを最大活用する完全ガイド
- 公開日:2026/2/15
- 最終更新日:
- パソコン日記
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OneDrive雲マークで容量節約!Googleドライブ併用で無料20GBを最大活用する完全ガイド
「ストレージがいっぱいです」という通知が表示されて、困っていませんか?
クラウドストレージの容量不足に直面したとき、すぐに有料プランへの切り替えを検討する必要はありません。実は、多くの方が見落としている「オンデマンド機能」や「重複ファイル削除」といった方法を使えば、PCの空き容量を大幅に増やし、無料範囲内でクラウドを快適に使い続けることができます。
💡 クラウドストレージは「銀行の貸金庫」
クラウドストレージは、銀行の貸金庫のようなものです。あなたの大切なデータ(貴重品)を、専門の施設(データセンター)で安全に保管してくれます。オンデマンド機能は、貸金庫の「目録だけを手元に置き、必要なときだけ実物を取り出す」仕組みです。家(パソコン)のスペースを圧迫せず、必要なときにすぐアクセスできます。
この記事では、OneDriveとGoogleドライブの容量不足を解消する具体的な方法を、設定手順から効率的なファイル整理術まで詳しく解説します。
この記事で分かること
- オンデマンド機能の設定方法(Windows/Mac対応)
- 削除しても容量が減らない原因と完全削除の手順
- 重複ファイルを効率的に削除する方法
- GoogleドライブとOneDriveを併用して無料20GBを活用する戦略
- 容量削減効果の高い順に整理する優先順位
この記事を読めば、月額料金を払わずにクラウド容量不足の悩みを解決できます。
注:クラウド容量不足の原因や解決策は様々です。この記事では主要な方法に焦点を当てていますが、状況に応じて他のアプローチも検討してください。
クラウド容量不足の「本当の原因」を特定する
クラウドストレージの容量が不足している場合、まず最初にすべきことは「何が容量を圧迫しているのか」を正確に把握することです。多くの方が見落としている要因が、実は大量の容量を消費している可能性があります。
表示される容量と実際の使用量が一致しない理由
クラウドストレージの管理画面に表示される使用容量と、実際にファイルを削除した後の容量が一致しないことがあります。これには以下のような理由があります。
容量反映のタイムラグ:ファイルを削除してから容量表示に反映されるまで、最大24時間かかる場合があります。特にGoogleドライブでは、ゴミ箱を空にした直後は容量が減らず、数時間後に反映されることが一般的です。
同期待ちファイルの影響:OneDriveでは、アップロード途中のファイルや同期エラーが発生しているファイルが、一時的に容量を消費している場合があります。タスクバーのOneDriveアイコンから同期状態を確認し、エラーがあれば解消しましょう。
キャッシュの残存:オンデマンド機能を設定しても、サムネイル画像やプレビュー用のキャッシュがPC内に残っていることがあります。これらはクラウド容量ではなくPC容量を消費しますが、「思ったほど容量が減らない」と感じる原因になります。
見落としがちな容量圧迫の4大要因
ファイルを削除したつもりでも、実際には以下の4つの要因が容量を圧迫し続けている可能性があります。
①ゴミ箱に残ったファイル:OneDriveとGoogleドライブでは、削除したファイルは最初に「ゴミ箱」に移動します。ゴミ箱内のファイルは自動的に30日〜60日後に完全削除されますが、それまでは容量を消費し続けます。ゴミ箱を手動で空にしない限り、容量は解放されません。
②バージョン履歴:Googleドライブでは、同じファイルを何度も編集・上書き保存すると、過去のバージョンがすべて保存されます。例えば、10MBのファイルを20回編集すると、最大200MBの容量を消費する可能性があります。バージョン履歴は自動的には削除されないため、手動で整理する必要があります。
③共有アイテム:他のユーザーから共有されたファイルは、基本的にファイルのオーナー(作成者)の容量にカウントされます。ただし、共有フォルダ内で自分が新しいファイルをアップロードした場合、そのファイルは自分の容量を消費します。「共有アイテム」セクションに大量のファイルがある場合、それらが誰の容量を使っているのかを確認しましょう。
④アイテム保管ライブラリ(OneDrive企業版):企業や教育機関のアカウントでOneDriveを使用している場合、「アイテム保持ポリシー」が設定されていることがあります。この設定が有効だと、ファイルを削除してもゴミ箱を空にしても、「アイテム保管ライブラリ」という特別な場所に一定期間保存され続けます。このライブラリのファイルは通常の方法では削除できず、管理者に問い合わせる必要があります。
自分のクラウド使用状況を診断する方法
容量不足の原因を特定するには、まず現在の使用状況を詳しく確認しましょう。
Googleドライブの容量内訳確認手順:
- ブラウザでGoogleドライブ(drive.google.com)を開く
- 左下の「保存容量」をクリック
- 「ストレージを管理」をクリック
- 「ドライブ」「Gmail」「Googleフォト」それぞれの使用容量が表示される
- 「大きなファイル」や「バージョン履歴のあるファイル」でソートして、容量を多く消費しているファイルを特定
OneDriveの容量内訳確認手順:
- ブラウザでOneDrive(onedrive.live.com)を開く
- 画面右上の歯車アイコン→「設定」をクリック
- 「その他の設定」→「ストレージ」を選択
- 「使用状況」で現在の使用容量と残り容量を確認
- 「ごみ箱」をクリックして、ごみ箱内のファイルサイズも確認
⚠️ 企業アカウントの注意点
職場や学校のアカウントでクラウドを使用している場合、管理者が設定した保持ポリシーにより、個人で削除できないファイルが存在する可能性があります。容量不足が解消されない場合は、IT管理者に確認してください。
オンデマンド機能で劇的に容量を空ける設定手順
クラウド容量不足を解決する最も効果的な方法が、「ファイルオンデマンド」機能です。この機能を使えば、クラウド上のファイルにアクセスできる状態を保ちながら、PC内の容量を大幅に節約できます。
「オンデマンド」とは?雲マークの意味を理解する
ファイルオンデマンド機能は、ファイルの実体をクラウドに置いたまま、PC上には「目録」だけを表示する仕組みです。エクスプローラー(Windows)やFinder(Mac)でファイルを開こうとすると、その時点でクラウドからダウンロードされます。
OneDriveのファイル状態を示すアイコン:
- 雲マーク(☁):ファイルはクラウドのみに存在。PC容量を使わない
- 緑のチェックマーク(✓):ファイルはクラウドとPC両方に存在。PC容量を使う
- 白い円(○):ファイルはPC上でいつでも利用可能(常に保持)
Googleドライブのストリーミング設定:Googleドライブの「パソコン版ドライブ」では、「ストリーミングモード」と「ミラーリングモード」の2つから選べます。ストリーミングモードでは、ファイルの実体はクラウドに保存され、必要なときだけダウンロードされます。ミラーリングモードでは、すべてのファイルがPCにもコピーされます。
ストリーミングモード
メリット:PC容量をほぼ使わない
デメリット:オフライン時はファイルにアクセスできない
推奨:常にインターネット接続がある環境、容量節約を優先したい方
ミラーリングモード
メリット:オフラインでもファイルにアクセス可能
デメリット:PCの容量をクラウドと同じだけ消費
推奨:オフライン作業が多い方、高速アクセスを重視する方
OneDriveのオンデマンド設定手順(Windows/Mac)
Windows 11での設定方法:
- タスクバーの通知領域(画面右下)にあるOneDriveクラウドアイコンをクリック
- 画面右上の歯車アイコン→「設定」をクリック
- 「同期とバックアップ」タブを選択
- 「詳細設定」をクリック
- 「ファイルオンデマンド」の項目で「容量を節約し、ファイルを使用するときにダウンロードする」にチェックを入れる
- 「OK」をクリックして設定を保存
個別ファイル・フォルダ単位での設定変更:エクスプローラーでOneDriveフォルダを開き、特定のファイルやフォルダを右クリック→「常にこのデバイス上に保持する」または「空き領域を増やす」を選択できます。重要なファイルだけPC内に保存し、それ以外はクラウドのみに置くことで、容量を最適化できます。
macOSでの設定方法:
- メニューバーのOneDriveクラウドアイコンをクリック
- 「ヘルプと設定」→「環境設定」を選択
- 「詳細設定」タブを開く
- 「ファイルオンデマンド」で「容量を節約」を選択
- 変更を保存して閉じる
オンデマンド設定後の確認事項
- エクスプローラー/Finderでファイルに雲マークが表示されているか
- PC容量が実際に減少したか(数時間後に確認)
- よく使うファイルは「常にこのデバイス上に保持」に設定したか
OneDrive・Googleドライブ・iCloudの同期設定をまとめて見直したい方は、「Google Drive/OneDrive/iCloud同期設定完全ガイド」で体系的に解説しています。
Googleドライブのオンデマンド設定手順(パソコン版ドライブ)
Googleドライブでオンデマンド機能を使うには、「パソコン版Googleドライブ」アプリをインストールする必要があります。
パソコン版Googleドライブのインストールと設定:
- Google公式サイト(google.com/drive/download/)から「パソコン版ドライブ」をダウンロード
- インストーラーを実行し、Googleアカウントでログイン
- 「Googleドライブのストリーミング」を選択(ストリーミングモード)
- 同期するフォルダを選択(すべてを同期、または特定のフォルダのみ)
- 「開始」をクリック
ストリーミング設定の確認と変更:
- タスクバー(Windows)またはメニューバー(Mac)のGoogleドライブアイコンをクリック
- 歯車アイコン→「設定」を選択
- 「Googleドライブ」セクションで「ストリーミング」が選択されていることを確認
- 必要に応じて「マイドライブをミラーリング」に変更可能
ファイル単位でのオフライン保存:ストリーミングモードでも、特定のファイルだけはオフラインで利用可能にできます。エクスプローラー/Finderで該当ファイルを右クリック→「オフラインで使用可能にする」を選択してください。
Macでのバックアップと同期設定の詳細については、「Macのバックアップと同期設定ガイド」をご参照ください。
削除しても容量が減らない場合の完全削除テクニック
ファイルを削除したのに容量が減らない場合、ゴミ箱やバージョン履歴に残っている可能性があります。ここでは、確実に容量を解放する方法を解説します。
ゴミ箱を完全に空にする手順(OneDrive/Googleドライブ)
Googleドライブのゴミ箱削除:
- ブラウザでGoogleドライブ(drive.google.com)を開く
- 左メニューの「ゴミ箱」をクリック
- 画面右上の「ゴミ箱を空にする」をクリック
- 確認画面で「完全に削除」をクリック
- 容量反映まで最大24時間待つ
OneDriveのゴミ箱削除:
- ブラウザでOneDrive(onedrive.live.com)を開く
- 左メニューの「ごみ箱」をクリック
- 「ごみ箱を空にする」をクリック
- 確認画面で「すべてのアイテムを削除」を選択
自動削除期間の確認:Googleドライブのゴミ箱は30日後、OneDriveは個人アカウントで30日後、企業アカウントで93日後に自動的に完全削除されます。ただし、手動で空にすればすぐに容量が解放されます。
バージョン履歴を削除して容量を取り戻す
Googleドライブでは、ファイルを編集するたびに過去のバージョンが保存されます。これが積み重なると、大量の容量を消費します。
Googleドライブのバージョン履歴削除手順:
- Googleドライブで該当ファイルを右クリック
- 「ファイル情報」→「管理」をクリック(または「版を管理」)
- 保存されている過去のバージョン一覧が表示される
- 不要なバージョンの右側にある「︙」→「削除」を選択
- 最新版以外をすべて削除すると、大幅に容量を節約できる
OneDriveのバージョン履歴削除手順:
- OneDriveで該当ファイルを右クリック
- 「バージョン履歴」を選択
- 過去のバージョン一覧から不要なものを選択
- 「削除」をクリック
⚠️ バージョン削除の注意点
バージョン履歴を削除すると、過去の状態に戻すことができなくなります。重要なファイルのバージョンを削除する前に、現在の内容が正しいことを確認してください。万が一に備えて、Windowsの復元ポイントを作成しておくと安心です。手順は「PCの復元ポイント作成手順と活用法」をご覧ください。
OneDrive「アイテム保管ライブラリ」の対処法
企業や教育機関のOneDriveアカウントで、ファイルを削除してもゴミ箱を空にしても容量が減らない場合、「アイテム保管ライブラリ」(Preservation Hold Library)にファイルが保存されている可能性があります。
アイテム保管ライブラリは、コンプライアンス目的で削除されたファイルを一定期間保持する機能です。このライブラリのファイルは、通常のユーザー操作では削除できません。
対処方法:
- IT管理者またはヘルプデスクに連絡
- 「アイテム保持ポリシーの影響で容量が減らない」と伝える
- 管理者が「アイテム保持ポリシー」を一時的に無効化するか、保持期間が終了するのを待つ
個人アカウントのOneDriveでは、アイテム保管ライブラリは存在しないため、この問題は発生しません。
重複ファイルを効率的に削除する方法
クラウドストレージには、気づかないうちに大量の重複ファイルが蓄積されていることがあります。これらを削除するだけで、数GB以上の容量を取り戻せる場合があります。
重複ファイルが生まれる3つのパターン
①複数デバイスからの重複アップロード:スマホとPCの両方から同じ写真をアップロードしたり、異なるフォルダに同じファイルを保存したりすると、重複が発生します。特に写真フォルダでこの問題が多く見られます。
②ダウンロード→再アップロードの繰り返し:クラウドからファイルをダウンロードして編集し、別のフォルダに再アップロードすると、元のファイルと新しいファイルが両方残ります。ファイル名が「document(1).pdf」のように変わっていても、中身は同じという状態です。
③フォルダ移動時のコピー残存:フォルダを移動する際に「移動」ではなく「コピー」を選択すると、元の場所にファイルが残ったままになります。これを繰り返すと、同じファイルが複数の場所に分散します。
重複ファイルを検出・削除する方法
重複ファイルの検出には、手動での確認と専用ツールの活用の2つのアプローチがあります。
方法1:手動で重複ファイルを探す
ツールを使わずに手動で探す場合、以下の方法が効率的です。
ファイル名ソート:Googleドライブやエクスプローラーで「名前順」にソートすると、「document(1).pdf」「document(2).pdf」のように連番ファイルが並びます。これらを目視で確認し、不要なものを削除します。
サイズソート:「サイズ順」にソートして、同じサイズのファイルが複数ないかチェックします。特に動画や写真ファイルは、同じ容量であれば重複の可能性が高いです。
検索演算子の活用(Googleドライブ):Googleドライブの検索ボックスで以下のような検索が可能です。
- type:pdf size:>10mb → 10MB以上のPDFファイルを検索
- type:video → すべての動画ファイルを検索
- before:2024-01-01 → 2024年1月1日以前のファイルを検索
方法2:重複ファイル検出ツールを使う
大量のファイルがある場合は、専用ツールを使うと効率的です。Windows向けでは「AllDup」(無料)、Mac向けでは「Gemini 2」(有料)などが代表的なツールです。
⚠️ ツール利用時の注意
重複ファイル検出ツールを使用する場合は、以下の点に注意してください。
・公式サイトからダウンロードすること(非公式サイトからのダウンロードはマルウェアの危険があります)
・削除前に必ず確認すること(ツールが「重複」と判定しても、ファイル名が違うだけで別の内容の場合があります)
・最初は削除ではなく「選択のみ」モードで実行し、中身を確認してから削除すること
・クラウドストレージに直接アクセスする権限を求めるツールは、セキュリティリスクを伴います。信頼性を十分確認してから使用してください
クラウドサービスのセキュリティやプライバシー設定の見直しについては、「デジタルプライバシーとセキュリティ対策ガイド(2025年版)」も併せてお読みください。
GoogleドライブとOneDriveを賢く併用する戦略
1つのクラウドサービスだけでは容量が足りない場合、GoogleドライブとOneDriveを併用することで、無料枠を最大20GB(Googleドライブ15GB + OneDrive5GB)まで拡張できます。
2つのクラウドを使い分ける基本ルール
データ種別ごとの最適配置:
使い分けの具体例:
- 写真・動画:Googleフォトとの連携が強いため、Googleドライブに保存
- 仕事の書類:Microsoft Officeとの互換性が高いため、OneDriveに保存
- 個人的な文書:Googleドキュメント形式ならGoogleドライブ(容量カウント対象外のため特におすすめ)
- バックアップ:重要度の高いファイルは両方に保存して二重バックアップ
併用する前に確認すること
- それぞれのクラウドで何を保存するか明確に決める
- 同じファイルを両方にアップロードしないようルールを作る
- 定期的に使用容量を確認し、バランスを調整する
スマホとPCでクラウドの同期設定をデバイスごとに分けたい場合は、「パソコンとスマホ連携の基本設定と便利機能」で詳しく解説しています。
デバイス別の同期設定で容量を最適化
スマホは写真のみ同期・PCは書類のみ同期:デバイスごとに同期するフォルダを選択することで、各デバイスの容量を節約できます。
OneDriveの選択的同期設定(PC):
- タスクバーのOneDriveアイコン→「設定」
- 「アカウント」タブ→「フォルダーの選択」
- 同期したいフォルダだけにチェックを入れる
- 例:「ドキュメント」だけ同期、「写真」は同期しない
Googleドライブの選択的同期設定(スマホ):
- Googleドライブアプリを開く
- 設定→「バックアップと同期」
- 「写真と動画のアップロード」をオンにする
- PC側では「パソコン版ドライブ」の設定で「写真」フォルダを同期対象から外す
クラウド間のファイル移動を効率化する
GoogleドライブとOneDrive間でファイルを移動する際、一度PCにダウンロードしてから再アップロードする方法が最も確実です。ただし、大量のファイルを移動する場合はPC容量と時間を消費します。
クラウド間転送ツールについて:「MultCloud」や「Air Explorer」など、クラウド間で直接ファイルを転送できるWebサービスやアプリも存在します。PC容量を使わずにバックグラウンドで転送できる利点がありますが、第三者サービスにクラウドのアクセス権限を渡す必要があるため、以下の点を十分に確認してから利用してください。
- サービスの運営元と利用規約を確認
- データの暗号化や取り扱いポリシーを確認
- 使用後はアクセス権限を必ず取り消す
- 機密性の高いファイルは手動でのダウンロード→再アップロードが安全
クラウドサービスの権限管理やプライバシー設定については、「Windows 11プライバシー設定完全ガイド(2026年版)」も参考にしてください。
無料範囲に戻すための断捨離優先順位
これまで紹介した方法を実践しても容量が足りない場合は、ファイルの整理が必要です。容量削減効果の高い順に整理すると効率的です。
容量削減効果が高い順に整理する4ステップ
ステップ①:動画ファイル(1GB以上)の削除・移動
最も容量を消費しているのは動画ファイルです。1つの動画で数GBを占めることも珍しくありません。「サイズ順」でソートして大容量ファイルを特定し、不要な動画は削除、必要な動画は外部HDDやUSBメモリに移動しましょう。
削減効果:1ファイルで1〜5GB削減の可能性
ステップ②:重複ファイルの削除
前述の方法で重複ファイルを検出し、削除します。写真フォルダに特に多く、「document(1).pdf」のような連番ファイルが典型的なパターンです。
削減効果:数百MB〜数GB削減
ステップ③:古いバックアップの整理
1年以上前のバックアップファイルやzipファイルは、今後使わない可能性が高いです。Googleドライブで「before:2024-01-01」と検索して古いファイルを洗い出しましょう。
削減効果:数百MB削減
ステップ④:メール添付ファイル(Gmail)の削除
Googleドライブの15GBは、Gmail・Googleフォト・ドライブで共有されます。Gmailで「has:attachment larger:10M」と検索し、10MB以上の添付ファイルを含む不要なメールを削除、ゴミ箱を空にしましょう。
削減効果:数百MB削減
削除判断に迷った時の「保留フォルダ」活用法
「削除すべきか分からない」ファイルは、すぐに削除せず「保留フォルダ」に一時退避させる方法がおすすめです。
保留フォルダの運用ルール:
- 「_保留_削除候補」という名前のフォルダを作成
- 削除候補のファイルをこのフォルダに移動
- 3ヶ月〜半年間一度もアクセスしなければ、その時点で削除
- 急に必要になった場合でも、保留フォルダ内に残っているので安心
さらに確実な方法として、保留フォルダのファイルを外部HDDやローカルストレージに一時的にダウンロードし、クラウドからは削除するという方法もあります。
それでも容量が足りない場合の次の一手
これらすべての方法を試しても無料枠に収まらない場合は、以下の選択肢を検討しましょう。
有料プランへの移行を検討すべきケース:
- 毎月容量不足で作業が中断する
- 仕事で大容量ファイル(動画編集素材、デザインファイル等)を扱う必要がある
- この記事の全手順を試しても無料枠に収まらない
Googleドライブは月額数百円から、OneDriveはMicrosoft 365サブスクリプションに含まれる形で提供されています。最新価格は各公式サイトでご確認ください。
他のクラウドサービスへの分散:Dropbox(2GB無料)、MEGA(20GB無料)などを追加することで、さらに無料容量を増やせます。ただし、管理するクラウドが増えすぎると混乱するため、2〜3つに絞ることをおすすめします。
ストレージ容量の管理やPC全体のコスト最適化については、「PC運用コストの最適化ガイド」で体系的にまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q1:オンデマンドに設定してもPCの容量が減らないのはなぜ?
A:同期キャッシュやサムネイルキャッシュが残っている可能性があります。OneDriveの設定からキャッシュクリアを実行するか、一度同期を解除して再設定することで解消します。また、容量反映には数時間かかる場合があるため、少し時間を置いて再確認してください。
Q2:Googleドライブのゴミ箱を空にしても容量が増えないのはなぜ?
A:以下の3つの理由が考えられます。①容量反映に最大24時間かかる場合がある、②共有アイテムはオーナーが削除しない限り自分の操作では容量は減らない、③バージョン履歴が残っている。それぞれ確認してみてください。
Q3:写真をスマホだけに同期してPCには保存しない設定はできる?
A:可能です。OneDriveの場合はPC側の同期設定で「カメラロール」フォルダの同期をオフにします。Googleドライブの場合はスマホアプリの「バックアップと同期」をオンにし、PC側では「パソコン版ドライブ」の設定でGoogleフォトフォルダを同期対象から外します。デバイスごとの同期設定の詳しい手順は、「パソコンとスマホ連携の基本設定と便利機能」でも解説しています。
Q4:有料プランに切り替えるタイミングはいつ?
A:①毎月容量不足で作業が中断する、②仕事で大容量ファイル(動画編集素材等)を扱う必要がある、③この記事の全手順を試しても無料枠に収まらない、のいずれかに該当する場合です。月額数百円で大幅に利便性が向上しますので、無理に無料枠にこだわる必要はありません。
Q5:クラウドから削除したファイルを復元することはできる?
A:ゴミ箱内に残っている間は復元可能です(Googleドライブ・OneDrive個人アカウントとも30日間、企業アカウントは最大93日間)。完全削除後は基本的に復元できません。企業アカウントの場合は管理者が復元できる場合があります。重要なファイルを削除する際は十分注意してください。
Q6:設定が難しくて自分では対応できない場合はどうすればよいですか?
A:クラウドの同期設定やファイル整理に不安がある場合は、PCホスピタルのような出張対応の専門サポートに相談できます。自宅やオフィスに訪問してもらい、OneDrive・Googleドライブの設定見直しやファイル整理を一緒に進めてもらえるので、「間違って大切なファイルを消してしまいそうで怖い」という方にもおすすめです。
まとめ:クラウド容量不足は課金前に解決できる
この記事では、OneDriveとGoogleドライブの容量不足を無料で解消する方法を解説しました。
- オンデマンド機能:ファイルの実体をクラウドに置き、PC容量を大幅に節約。雲マークが表示されていればOK
- 完全削除の徹底:ゴミ箱・バージョン履歴・アイテム保管ライブラリなど、見えない容量を確実に解放
- 重複ファイルの削除:名前順・サイズ順のソートや専用ツールで効率的に検出・削除
- 複数クラウドの併用:Googleドライブ15GB + OneDrive 5GB = 合計20GBを使い分け
- 断捨離の優先順位:動画→重複→古いバックアップ→メール添付の順に整理するのが効率的
これらの方法を実践すれば、ほとんどの場合は無料枠内でクラウドを快適に使い続けられます。
設定に不安がある場合や、大量のファイル整理を一人で進めるのが難しい場合は、PCホスピタルの出張・リモートサポートを検討してみてください。プロがあなたのPC環境に合わせた最適なクラウド設定とファイル整理を代行してくれます。

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