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Windows 10 ESUは今から入れる?期限と注意点
- 公開日:2026/4/12
- 最終更新日:
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Windows 10の通常サポートはすでに終了しており、「このまま使い続けて大丈夫なのか」「今からESUに入れるのか」と迷っている方も多いはずです。
- Windows 10 ESUに2026年5月時点で今から入れるのか
- ESUで受けられる更新と、受けられない更新の違い
- 無料・Microsoft Rewards・$30相当の違いと登録前の注意点
こんな方におすすめの記事です
- Windows 10をまだ使っていて、Windows 11へ移行するか迷っている方
- 家族の古いWindows 10 PCを短期間だけ延命したい方
- ESUの無料条件、Microsoftアカウント、登録できない原因を整理したい方
本記事では、Windows 10 ESUに今から入れるのか、何が更新されるのか、いつまで使えるのかをわかりやすく整理します。(専門知識は不要です!)
注:この記事で扱うのは、個人向けのConsumer ESUです。会社管理PCや学校配布PCでは、同じ条件で登録できない場合があります。
💡 ESUは「引っ越しまでの仮住まい」のようなもの
Windows 10 ESUは、古い家をそのまま新築に戻す仕組みではありません。Windows 11へ移行するまでの間、最低限の防犯対策を続ける「仮住まい」のような位置づけです。住み続ける時間を少し確保できますが、長く快適に暮らすなら、最終的には移行や買い替えの準備が必要です。
Windows 10 ESUは今からでも入れる?
結論からいうと、個人向けのWindows 10 ESUは、2026年10月13日にプログラムが終了するまで登録できます。Microsoft公式ページでも、Windows 10のサポート終了後、Windows 11への移行期間中にWindows 10 PCをより安全に使うための選択肢としてESUが案内されています。
ただし、ESUは自動で有効になる仕組みではありません。対象条件を満たしたWindows 10 PCで、Windows Updateから登録する必要があります。登録前の期間は、通常よりもウイルスやマルウェアの影響を受けやすくなるため、使い続けるなら早めに確認しておく方が安全です。
⚠️ ESUは「Windows 10の通常サポート再開」ではありません
Microsoftは、Windows 10の通常サポートが2025年10月14日に終了したと案内しています。ESUは、Windows 10を今後もメイン環境として長く使い続けるための制度ではなく、移行までの一時的な延命策として考えるのが現実的です。
対象はWindows 10 22H2の個人向け端末が中心
個人向けConsumer ESUの対象として考えやすいのは、Windows 10 バージョン22H2のHome、Professional、Pro Education、Workstationsエディションです。お使いのPCが古いバージョンのままの場合は、まずWindows Updateを最後まで適用し、22H2かどうかを確認してください。
一方で、会社や学校で管理されているPCは注意が必要です。キオスク端末、Active Directoryドメイン参加済み端末、Microsoft Entra参加済み端末、MDM管理下の端末などでは、Consumer ESUの案内が出ない場合があります。ただし、Microsoft Entraに「登録済み」の個人端末は利用できる場合があるため、会社・学校の管理PCかどうか不明な場合は管理者に確認してください。
Microsoftアカウントでの登録が前提になる
ローカルアカウントでWindows 10にサインインしている場合でも、ESU登録の途中でMicrosoftアカウントへのサインインを求められる場合があります。ESUライセンスは、登録に使用したMicrosoftアカウントに関連付けられるためです。
登録に使うMicrosoftアカウントは、そのPCの管理者アカウントである必要があります。また、子ども用のMicrosoftアカウントではConsumer ESUに登録できない点にも注意してください。
「普段はローカルアカウントで使いたい」という方も、登録時にはMicrosoftアカウントが必要になる可能性を前提に準備しておくと、途中で止まりにくくなります。
ESUで受けられる更新・受けられない更新
Windows 10 ESUで最も誤解しやすいのが、「ESUに入れば今まで通り全部更新されるのか」という点です。Microsoft公式では、ESUはMicrosoft Security Response Center(MSRC)で定義される「緊急」および「重要」のセキュリティ更新へのアクセスを提供するものと説明されています。
受けられるもの
Windows 10 22H2向けに提供される、ESU対象の緊急・重要のセキュリティ更新が中心です。マルウェアやサイバー攻撃のリスクを減らすための更新と考えるとわかりやすいです。
受けられないもの
機能追加、製品の改良、通常の不具合修正、一般的な技術サポートは含まれません。Windows 10が新しいOSのように改善され続けるわけではありません。
ESUはセキュリティ更新中心の仕組み
ESUの目的は、サポート終了後のWindows 10 PCを少しでも安全に使うための時間を確保することです。普段の使い勝手を改善したり、新機能を追加したりする制度ではありません。
そのため、「今のWindows 10環境をしばらく維持したい」「買い替えまで数か月だけ時間がほしい」という場合には選択肢になりますが、長期利用を前提にする場合はWindows 11移行やPC買い替えを並行して検討した方がよいです。
OfficeやMicrosoft 365とは別に考える
Windows 10 ESUは、Windows 10本体のセキュリティ更新に関する仕組みです。OfficeやMicrosoft 365 Apps、ブラウザ、周辺機器ドライバーなどの扱いは別に確認する必要があります。
ESUに登録したからといって、Windows 10上で使うすべてのアプリが完全に安心になるわけではありません。インターネットバンキング、仕事用データ、個人情報を扱うPCでは、OSだけでなくアプリ側の対応状況も見ておきましょう。
無料・Rewards・$30相当は何が違う?
個人向けWindows 10 ESUには、主に3つの登録方法があります。どの方法を選んでも、ESUの提供期限は2026年10月13日までです。違うのは、登録時に使う条件とコストです。
| 登録方法 | 概要 | 向いている人 |
|---|---|---|
| PC設定の同期 | PC設定を同期している場合、追加費用なしで登録できる方法です。 | Microsoftアカウントで使っていて、設定同期に抵抗がない方 |
| 1,000 Microsoft Rewards | Microsoft Rewardsポイントを使って登録する方法です。 | Rewardsポイントが十分にあり、現金支払いを避けたい方 |
| $30 USD相当 | 一回限りの購入で登録する方法です。現地通貨相当額と税が関係します。 | 設定同期やRewardsを使わず、支払いで完結したい方 |
無料ルートは「PC設定の同期」がポイント
無料ルートで大切なのは、単に「OneDriveにすべてのファイルを預ける」という話ではなく、Windowsの設定バックアップやPC設定の同期が関係する点です。Microsoft公式のWindowsバックアップ関連情報でも、Windowsデバイス間で設定を同期できる仕組みが説明されています。
無料で登録したい場合は、Windowsバックアップや設定の同期が有効になっているかを確認しましょう。無料ルートが表示されない場合は、同期設定が条件を満たしていない可能性があります。
最大10台まで使えるが、各PCの条件確認は必要
Microsoft公式では、既存のESUライセンスを最大10台のデバイスで使用できると案内されています。家族内で複数のWindows 10 PCを管理している場合は、大きな判断材料になります。
ただし、1台目で登録できたからといって、別のPCも無条件で登録できるわけではありません。追加するPCごとに、Windows 10 22H2、Windows Updateの適用状況、Microsoftアカウントなどの条件を満たす必要があります。
申し込み前に確認したい条件
Windows 10 ESUは、Windows Updateに表示されたリンクから進めるのが基本です。ただし、前提条件がそろっていないと、登録リンクが表示されなかったり、途中で止まったりすることがあります。
申し込み前の確認項目
- Windows 10のバージョンが22H2である
- 最新のWindows Updateが適用されている
- KB5066791以降の更新が入っている
- KB5072653が適用されている、または取得できる状態になっている
- Microsoftアカウントで管理者としてサインインできる
- 子ども用Microsoftアカウントではない
- 会社や学校の管理下にあるPCではないか確認している
KB5066791以降とKB5072653の順番を確認する
Microsoftサポートでは、Windows 10に対してESUを有効にするには、Windows 10 バージョン22H2にKB5066791またはそれ以降の更新プログラムを適用したうえで、KB5072653を適用する順序が示されています。
KB5072653は、Windows 10 ESUライセンス準備パッケージです。登録リンクが出る前提を整える役割があるため、「Windows Updateは済ませたつもりなのにESU登録が出ない」という場合は、この条件がそろっているかを確認してください。
詳細はMicrosoft公式のKB5072653案内ページでも確認できます。
Secure Boot証明書の状態も確認しておく
Windows 10をESUで延命する場合、Secure Boot証明書の更新状況も確認しておきたい項目です。Secure Bootは、PC起動時に信頼されたソフトウェアだけを実行するための仕組みです。
Microsoftは、2011年に発行された古いSecure Boot証明書が2026年6月から順次期限を迎えると説明しています。新しい2023年証明書を受け取っていないデバイスでも通常起動や標準のWindows Updateは続く場合がありますが、初期ブートプロセスに関する新しいセキュリティ保護を受け取れなくなる可能性があります。
⚠️ Secure Boot証明書更新はESUとは別の確認項目です
Secure Boot証明書の更新は、Windows 10 ESUそのものとは別の話です。ただし、Windows 10を2026年まで使い続けるなら、ESU登録だけでなく、起動時の保護に関わる証明書更新の状態も確認しておくと安心です。
詳しくはMicrosoft公式のSecure Boot証明書更新ページを確認してください。
Windows Updateから登録する手順と表示されない時の確認
Windows 10 ESUの登録は、Web上で購入ページを探すよりも、対象PCのWindows Updateから進めるのが基本です。Microsoft公式でも、条件を満たしたPCでは「設定」から「更新とセキュリティ」、「Windows Update」へ進むと、ESU登録のリンクが表示されると案内されています。
以下の手順は、Microsoft公式のWindows 10 Consumer ESU案内ページに基づく流れです。
- Windows 10 PCで「設定」を開きます。
- 「更新とセキュリティ」を選びます。
- 「Windows Update」を開き、更新を最後まで適用します。
- 対象条件を満たしていれば、ESU登録のリンクとして「今すぐ登録」が表示されます。
- 「今すぐ登録」を選ぶと、ESU登録ウィザードが始まります。
- ローカルアカウントで使っている場合は、Microsoftアカウントへのサインインを求められる場合があります。
- 設定同期、Microsoft Rewards、購入のいずれかの方法で登録します。
登録リンクやバナーが出ない時の確認項目
登録リンクが出ない場合、すぐに「対象外」と決めつける必要はありません。条件不足や段階展開の影響で表示されていない可能性があります。
登録できない時に見直すこと
- Windows 10が22H2になっているか
- Windows Updateが最後まで適用されているか
- KB5066791以降とKB5072653の条件を満たしているか
- Microsoftアカウントで管理者としてサインインできる状態か
- 子ども用Microsoftアカウントで登録しようとしていないか
- 会社管理PCや学校管理PCではないか
- キオスク端末、AD参加、MDM管理などの対象外条件に当てはまらないか
無料ルートが出ない場合
「今すぐ登録」は見えても無料オプションが出ない場合は、PC設定の同期が有効になっていない可能性があります。無料ルートを狙う場合は、Windowsバックアップや設定同期の状態を確認してください。
ただし、設定同期を使いたくない場合は、Microsoft Rewardsポイントや$30 USD相当の購入を選ぶ方法もあります。無理に無料ルートにこだわるより、自分の使い方に合う方法を選ぶ方がわかりやすい場合もあります。
ESUで延命するか、Windows 11へ移行するか
Windows 10 ESUで一番大切なのは、「ESUに入るかどうか」だけで判断しないことです。ESUは2026年10月13日までの時間を確保する仕組みなので、その後どうするかを同時に考える必要があります。
ESUを選びやすいケース
買い替え時期を少し先にしたい、Windows 11非対応PCを短期間だけ使いたい、家族内の複数PCを整理する時間がほしい場合は、ESUで時間を確保する意味があります。
Windows 11移行を優先したいケース
メインPCとして長く使う予定がある、仕事やネットバンキングで使う、個人情報を多く扱う場合は、ESUよりWindows 11移行や買い替えを優先した方が判断しやすいです。
まずWindows 11に対応しているか確認する
今使っているPCがWindows 11に対応しているなら、ESUで延命するより、早めにWindows 11へ移行する方が長期的にはわかりやすいです。Windows 11の要件確認については、Windows 11システム要件の確認方法も参考にしてください。
ESUは移行準備の時間を買うもの
ESUを選ぶ場合でも、「2026年10月13日までは何もしなくてよい」という意味ではありません。むしろ、そこまでの期間を使って、データ移行、買い替え候補の確認、アプリの対応状況確認を進めるのが現実的です。
全体の流れを整理したい場合は、Windows 10サポート終了後の移行ガイドや、Windows 10 ESU終了までの移行準備もあわせて確認してください。
2026年10月13日以降を見据えて逆算する
2026年10月13日以降は、個人向けESUの期間も終わります。PC自体がすぐに起動しなくなるわけではありませんが、日常的にインターネットへ接続して使い続ける前提では考えにくくなります。
そのため、ESUに入る場合でも、2026年10月13日を最終期限として、Windows 11対応PCへの移行、買い替え、または用途限定のオフライン利用などを早めに決めておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Windows 10 ESUは今からでも入れますか?
はい。個人向けWindows 10 ESUは、2026年10月13日にプログラムが終了するまで登録できます。ただし、登録前は保護が弱くなるため、Windows 10を使い続けるなら早めの確認がおすすめです。
ESUに入ると機能追加や不具合修正も受けられますか?
いいえ。ESUは主に緊急・重要のセキュリティ更新を受けるための仕組みです。機能追加、製品の改良、通常の技術サポートは含まれません。
MicrosoftアカウントなしでESUに登録できますか?
基本的にはMicrosoftアカウントへのサインインが必要です。ローカルアカウントでWindows 10を使っている場合でも、登録時にMicrosoftアカウントでのサインインを求められる場合があります。また、登録に使うMicrosoftアカウントは管理者アカウントである必要があり、子ども用アカウントは使えません。
Secure Boot証明書の警告が出たらESUと関係ありますか?
Secure Boot証明書の更新は、ESUそのものとは別の確認項目です。ただし、Windows 10を2026年まで延命する場合は、起動時の保護に関わるため、WindowsセキュリティアプリやMicrosoft公式情報で状態を確認しておくと安心です。
2026年10月13日以降もWindows 10を使えますか?
OS自体がすぐに起動しなくなるわけではありません。ただし、個人向けESUの期間も終了するため、インターネットに接続して日常利用を続ける前提では、Windows 11移行や買い替えを検討した方が安全です。
まとめ:Windows 10 ESUは移行までの一時的な延命策
この記事では、Windows 10 ESUに今から入れるのか、何が更新されるのか、いつまで使えるのかを解説しました。
- Windows 10 ESUは2026年10月13日まで登録可能:ただし、登録前の期間は保護が弱くなるため、使い続けるなら早めの確認が必要です。
Windows 10の通常サポートはすでに終了しています。ESUは自動延長ではなく、対象PCごとの登録が必要です。
- ESUは緊急・重要のセキュリティ更新が中心:機能追加、製品の改良、通常の技術サポートは含まれません。
「Windows 10を今まで通り改善しながら使い続けられる制度」ではなく、移行までのリスクを下げるための仕組みです。
- 登録前に条件確認が必要:Windows 10 22H2、最新のWindows Update、KB5066791以降、KB5072653、管理者のMicrosoftアカウントを確認しましょう。
子ども用Microsoftアカウントでは登録できません。登録リンクが出ない場合は、対象外と決めつける前に、前提条件を一つずつ見直すのが近道です。
- Secure Boot証明書更新も確認したい:ESUとは別の項目ですが、2026年までWindows 10を使うなら確認しておきたいポイントです。
古い証明書は2026年6月から順次期限を迎えます。起動時の保護に関わるため、WindowsセキュリティアプリやMicrosoft公式情報を確認してください。
迷ったときの結論はシンプルです。今すぐWindows 11へ移行できるなら移行を優先し、難しい場合だけESUで2026年10月13日までの時間を確保する、という考え方が現実的です。
ESUに入る場合も、そこで安心して終わりではありません。登録後は、Windows 11移行、買い替え、データ移行、用途限定運用のどれに進むかを、早めに決めておきましょう。

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