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【スマホ化対策】Windows 11の邪魔な機能を無効化|通知・ウィジェット・Copilot
- 公開日:2025/9/30
- 最終更新日:
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【スマホ化対策】Windows 11の邪魔な機能を無効化
通知・ウィジェット・Copilot完全制御ガイド|中級者・上級者向け
重要な注意点
この記事で紹介する方法にはレジストリ編集やシステム設定の変更が含まれます。 必ず事前にシステムの復元ポイントを作成してから実行してください。設定変更は自己責任でお願いします。
※本記事は Windows 11(23H2 / 24H2 時点)の仕様をベースにしています。今後のアップデートや 25H2 以降では、項目名や場所、動作が変更される可能性があります。
📋 目次
🎯 1. Windows 11スマホ化問題の概要
Windows 11では、モバイル端末のような体験を重視した多くの機能が追加されました。しかし、これらの機能は従来のPC作業環境において以下のような問題を引き起こします:
主な問題点
- Copilot: 意図しない起動によるリソース消費と作業中断
- ウィジェット: タスクバー領域の圧迫と不要な情報表示
- 過剰な通知: 集中力の妨害と生産性の低下
- バックグラウンドアプリ: システムリソースの無駄遣い
この記事で達成できること
各機能を段階的に無効化し、従来のWindows 10ライクな軽快な作業環境を構築できます。設定レベル別(UI設定、レジストリ、グループポリシー)で複数の方法を提供しており、環境に応じて選択可能です。
※一部機能は、Windowsのバージョンやエディションによっては「完全無効化」ではなく「実質的にほぼ使われない状態」までの抑制となる場合があります。
🤖 2. Copilotほぼ完全無効化
方法1: 設定UIから無効化 初級
最も簡単な方法で、タスクバーからCopilotを消したいだけなら多くの場合これで十分です。
- タスクバーを右クリックし「タスクバーの設定」を選択
- 「個人用設定」→「タスクバー」に移動
- 「Copilot」のトグルをオフに設定
- 変更は即座に反映され、タスクバーからCopilotアイコンが消えます
方法2: レジストリによるシステムレベル無効化 上級
グループポリシーと同等の設定をレジストリから行い、Copilotをシステムレベルで抑制します。
レジストリ編集前の準備
レジストリ編集は誤るとシステムが不安定になる可能性があります。必ずシステムの復元ポイントとレジストリのバックアップを作成してから実行してください。
- Win + Rで「ファイル名を指定して実行」を開く
regeditと入力してレジストリエディタを起動- 以下のパスに移動:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsCopilot
- 「WindowsCopilot」キーが存在しない場合は、「Windows」を右クリック→「新規」→「キー」で作成
- 右ペインを右クリック→「新規」→「DWORD (32ビット) 値」を選択
- 名前を「TurnOffWindowsCopilot」に設定
- 値を「1」に設定(1=無効、0=有効)
- システムを再起動して変更を適用
※Windowsのビルドや今後のアップデートによっては、この設定だけでは完全にブロックできず、追加の制御が必要になる場合があります。
方法3: グループポリシーエディタ 中級
Windows 11 Pro以上で使用可能な企業レベルの正式な制御方法です。
- Win + Rで「
gpedit.msc」を実行 - 「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windows コンポーネント」→「Windows Copilot」に移動
- 「Turn off Windows Copilot」を有効に設定
gpupdate /forceでポリシーを強制適用
方法4: Copilotアプリ自体をアンインストール(対応ビルドのみ) 中級
24H2 以降や一部環境では、Copilot が通常のアプリと同じように「アンインストール」可能な場合があります。
- スタートメニューから「設定」を開く
- 「アプリ」→「インストールされているアプリ」(または「アプリと機能」)を選択
- 検索ボックスに「Copilot」と入力し、一覧から「Copilot」アプリを探す
- 右側の「⋯」ボタン→「アンインストール」を選択
- 案内に従いアンインストールを完了する
※環境によっては「スタート」→「すべてのアプリ」で Copilot を右クリックし「アンインストール」を選ぶ方法でも削除できます。Windows Update や Microsoft Store から再配布される場合もあるため、確実にブロックしたい場合はレジストリやグループポリシーとの併用がおすすめです。
📊 3. ウィジェット完全削除
方法1: タスクバー設定から非表示 初級
- タスクバーを右クリック
- 「タスクバーの設定」を選択
- 「ウィジェット」のトグルをオフに設定
方法2: PowerShell / winget による Web Experience Pack 削除 上級
ウィジェットを提供しているコンポーネント(Windows Web Experience Pack)をシステムからアンインストールします。
注意事項
この操作により、ウィジェット関連の機能がシステムから取り除かれます。元に戻すにはMicrosoft Storeから再インストールが必要です。
- Win + X→「Windows PowerShell(管理者)」または「ターミナル(管理者)」を選択
- PowerShell から削除する場合は、次のコマンドを実行:Get-AppxPackage -Name "MicrosoftWindows.Client.WebExperience" | Remove-AppxPackage
wingetが利用できる環境なら、次のコマンドでも削除可能です:winget uninstall "Windows Web Experience Pack"- システム再起動後、ウィジェットが表示されなくなります
※パッケージ名が環境によって異なる場合があります。その際は winget list で「web experience」などのキーワード検索を行い、実際の名称を確認してからアンインストールしてください。
方法3: レジストリによるウィジェット制御 中級
- レジストリエディタ(
regedit)を起動 - 以下のパスに移動:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Dsh
- 「Dsh」キーが存在しない場合は新規作成
- DWORD値「AllowNewsAndInterests」を作成し、値を「0」に設定
- システム再起動で適用
※Windowsのバージョンによっては名称や挙動が異なる場合があります。「ニュースと関心事項」「ウィジェット」など表記ゆれに注意してください。また、24H2 以降の一部環境では完全な無効化ではなく「アイコン非表示」に近い挙動になる場合があります。
🔔 4. 通知システム最適化
基本的な通知制御 初級
- 「設定」→「システム」→「通知」を開く
- 「通知」のメインスイッチで全体のオン/オフを切り替え
- 「ロック画面に通知を表示する」をオフ
- 「通知音を再生する」をオフ
- アプリごとの通知設定を個別に調整
集中モード(フォーカス)の活用 中級
作業効率を最大化するための高度な通知管理です。
- 「設定」→「システム」→「集中モード」または「フォーカス」を開く
- 「重要な通知のみ」または「アラームのみ」を選択
- 「自動規則」で時間帯別・ゲーム起動時・ディスプレイ複製時などの自動切り替えを設定
- 「優先度の一覧」「重要な連絡先」「重要なアプリ」で例外を設定
レジストリによるトースト通知の抑制 上級
- レジストリエディタで以下のパスに移動:HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\PushNotifications
- DWORD値「ToastEnabled」を「0」に設定(0=無効 / 1=有効)
- 以下のパスが存在する場合は同様に設定:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\CurrentVersion\PushNotifications
- DWORD値「NoToastApplicationNotification」を「1」に設定
※環境によってはポリシー用のキーが存在しない場合があります。その場合はOSのエディションやドメインポリシーの状態を確認してください。
⚡ 5. バックグラウンドアプリ制御
個別アプリのバックグラウンド実行制御 中級
- 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開く
- 制御したいアプリの「⋯」→「詳細オプション」を選択
- 「バックグラウンド アプリのアクセス許可」で以下を選択:
- 常に(または「常にオン」): メール・カレンダー・セキュリティソフトなど重要なアプリ
- 電力最適化(推奨): 通常のアプリ
- なし(または「常にオフ」): 不要なアプリ
※ラベル名は「常にオン / 電力最適化(推奨) / 常にオフ」など、Windowsのビルドによって若干異なります。
システム全体のバックグラウンド制御 初級
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「バックグラウンド アプリ」または類似の項目を開く
- 「アプリにバックグラウンドでの実行を許可する」をまとめてオフ
- そのうえで、必要なアプリだけ個別にオンにする
推奨バックグラウンド設定
- 有効にすべき: メール、カレンダー、セキュリティソフト、同期ツール(必要なもののみ)
- 制限すべき: ゲーム、エンタメ系アプリ、ニュースアプリ
- 無効にすべき: 使っていないプリインストールアプリ
⚙️ 6. 高度な設定・レジストリ操作
システムの復元ポイント作成 必須
レジストリ操作やPowerShellによる削除を行う前に、必ず実行してください。
- スタートボタンをクリックし、「復元ポイントの作成」と入力
- 表示された「復元ポイントの作成(コントロール パネル)」をクリック
- 「システムの保護」タブで、保護がオンになっているドライブを選択
- 「作成」をクリックし、説明を入力(例:「Windows 11機能無効化前」)
- 「作成」を押して完了するまで待機
※ショートカット派の人は、Win + R → SystemPropertiesProtection.exe と入力しても同じ画面を開けます。rstrui.exeは「復元の実行」用です。
レジストリ全体のバックアップ作成 推奨
- レジストリエディタ(
regedit)を起動 - 左ペイン上部の「コンピュータ」を右クリック→「エクスポート」を選択
- 「エクスポート範囲」が「すべて」になっていることを確認
- ファイル名例:「registry_backup_YYYYMMDD.reg」
- 保存し、可能なら外付けドライブやクラウドにもコピー
Windows 11 Homeでのグループポリシー有効化(非公式) 上級
Windows 11 Homeでも gpedit.msc を使えるようにする「非公式」の方法です。
重要な注意
この操作はMicrosoft公式ではサポートされていない手順です。将来のアップデートで動作しなくなる可能性や、環境によっては不安定になるリスクがあります。完全に自己責任で行ってください。
- メモ帳で新しいテキストファイルを作成し、以下の内容を貼り付ける:
- pushd "%~dp0" dir /b %SystemRoot%\servicing\Packages\Microsoft-Windows-GroupPolicy-ClientExtensions-Package~3*.mum >List.txt dir /b %SystemRoot%\servicing\Packages\Microsoft-Windows-GroupPolicy-ClientTools-Package~3*.mum >>List.txt for /f %%i in ('findstr /i . List.txt 2^>nul') do dism /online /norestart /add-package:"%SystemRoot%\servicing\Packages\%%i"
- ファイルを
EnableGpedit.batなどの名前で保存し、右クリック→「管理者として実行」 - 処理完了後にPCを再起動
- 再起動後、Win + R→
gpedit.mscが起動するか確認
🔧 7. トラブルシューティング
よくある問題と解決方法
問題1: Copilotが再び表示される
想定原因: Windows Updateによる設定リセット、または一部ビルドでの仕様変更
対処:
- レジストリの
TurnOffWindowsCopilotの値が 1 になっているか再確認 - グループポリシーの「Turn off Windows Copilot」が有効になっているか確認
gpupdate /forceを再実行
問題2: ウィジェット削除後の復元方法
手順:
- Microsoft Storeを開く
- 「Windows Web Experience Pack」を検索
- 「入手」または「インストール」をクリック
- システム再起動後、ウィジェット機能が復活
問題3: 通知が完全に無効化されない
確認ポイント:
- アプリごとの通知設定で「バナー」「サウンド」がオフになっているか
- 集中モード(フォーカス)の自動規則が想定どおりに動いているか
- レジストリの
ToastEnabledとNoToastApplicationNotificationの値
問題4: 設定変更後にシステムが不安定になった
復旧手順:
- 「復元ポイントの作成」からシステムの復元を起動し、変更前のポイントに戻す
- レジストリバックアップ(
.regファイル)をインポート - PowerShellやStoreを使い、削除したコンポーネントを再インストール
📊 8. 設定前後の比較
| 機能 | 設定前(デフォルト) | 設定後(最適化) | パフォーマンスへの影響(例) |
|---|---|---|---|
| Copilot | 有効・タスクバー表示 | アイコン非表示+レジストリ/ポリシーで抑制 | メモリ使用量 約 -150MB(※テスト環境例) |
| ウィジェット | 有効・自動更新 | 非表示またはコンポーネント削除 | CPU使用率 アイドル時 約 -5%、ネットワーク通信削減 |
| 通知 | 全アプリ通知オン | 重要なものだけ許可 | 作業の中断体感 約 -90% |
| バックグラウンドアプリ | 制限ほぼなし | 不要アプリは停止 | バッテリー持続時間 体感 +15〜25% |
| システム応答性 | やや重い・もっさり | 軽快・反応が速い | 起動時間 例:-10〜15秒程度 |
最適化による総合効果(目安)
- メモリ使用量: 約200〜300MB削減
- CPU使用率: アイドル時で5〜10%程度の低下
- バッテリー: 15〜25%程度の持続時間向上
- 作業効率: 通知による中断を大幅に削減
- 体感速度: アプリ起動・ウィンドウ切り替えがスムーズに
※数値は特定のテスト環境での一例です。実際の効果はPCのスペックやアプリ構成によって変動します。
まとめ
この記事で紹介した設定を段階的に適用することで、Windows 11を従来のPC向けOSらしい、静かで軽快な作業環境に近づけることができます。まずはUIからの安全な設定変更を試し、必要に応じてレジストリやグループポリシーといった上級者向けの手段を追加していくことをおすすめします。
また、Windows Updateによって一部設定がリセットされることがあるため、定期的に設定を見直したり、レジストリ/ポリシー側で恒久的な制御を行うと安定した状態を保ちやすくなります。
重要な免責事項
本記事の設定変更はすべて自己責任で実行してください。設定内容やコマンドの誤り、レジストリ編集の失敗などによりシステムが起動しなくなる、または重要なデータが失われる可能性があります。必ず事前に重要データのバックアップとシステムの復元ポイント作成を行ったうえで作業してください。
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