パソコン設定でゲームFPSを劇的改善

パソコン設定でゲームFPSを改善

PCゲームのフレームレート向上とカクつき対策の完全ガイド

最終更新日:2026/01/18

記載内容の基準(時点):2026年1月時点(WindowsのUI・価格相場は変動する場合があります)

144+

高FPSの目安

60

快適ラインの目安

30

カクつきが目立ちやすい目安

入力遅延(体感は環境依存)

PCゲームでこんな問題を抱えていませんか?

  • ゲーム中にフレームレート(FPS)が低下してカクつく
  • オンライン対戦で遅延(ラグ)により不利になる
  • 高画質設定にするとゲームが重くなる
  • CPUやGPUの使用率が100%になって熱くなる
  • ゲーム起動時にフリーズやクラッシュが発生する
  • 他のアプリケーションが同時実行できない

パソコン設定を適切に行うことで、PCゲームのFPS(フレームレート)やフレーム時間の安定性が改善する場合があります。この記事では、ゲーミングPCの性能を最大限に引き出すための設定方法を、初心者から上級者まで理解できるよう詳しく解説します。

改善幅はタイトル・解像度・ボトルネック(CPU/GPU)・初期状態によって変わるため、設定変更は平均FPSだけでなく1% Low/フレーム時間も含めて、変更ごとにABテストで確認するのが安全です。Windows側のゲーム最適化機能の概要は、Microsoft公式の解説も参照してください。 Windows 11でのウィンドウゲーム最適化(Microsoftサポート)

FPSとは?ゲーミングに与える影響を理解する

FPS(Frames Per Second)とは、1秒間に表示される画面の枚数を表す数値です。パソコン設定でゲームのFPSやフレーム時間が改善できると、視認性や操作感が良く感じられる場合があります。

FPS値体感品質ゲームジャンル適性競技性
30FPS以下カクつきが目立つRPG・シミュレーション競技には不向き
60FPS滑らかな動作ほぼ全ジャンル対応一般的なゲーミング
120FPS非常に滑らかアクション・レーシングセミプロレベル
144FPS以上極めて滑らかFPS・格闘ゲーム競技寄りのプレイで有利になりやすい

💡 FPS向上がゲームに与える具体的な効果(感じられること)

  • 入力遅延の体感が小さくなる場合がある: 遅延が減ることで操作が反映されやすく感じることがあります(遅延がゼロになるわけではありません)。
  • エイムや追従がしやすく感じる場合がある: 画面の動きが滑らかになると、ターゲットを追いかけやすいことがあります。
  • 視認性が上がる場合がある: フレーム間の動きが滑らかになり、動く対象の見失いが減ることがあります。
  • 没入感の維持に役立つ場合がある: カクつきが減ると集中しやすいことがあります。

【基礎編】Windows パソコン設定でFPS向上

まずはパソコン設定の基本的な部分から、ゲームFPSを向上させる方法を解説します。これらの設定は無料で実行でき、効果を実感できる場合があります。

  1. ゲームモードの有効化

    Windows 10/11のゲームモードを有効にすることで、システムリソースをゲームに優先的に割り当てます。設定手順は、公式の案内もあわせて確認すると迷いにくいです。 ゲームモード(PCでの利用:Xboxサポート)

    設定 → ゲーム → ゲームモード → 「ゲームモード」をオン Windows + G → 設定アイコン → ゲームモードを確認

    効果: CPU・メモリの優先度向上、バックグラウンド処理の最適化

  2. ハードウェアアクセラレーション GPU スケジューリング(HAGS)

    この機能は環境依存です。オン/オフをベンチで比較して決定してください。HAGSの概要は、Microsoft DirectX公式ブログでも解説されています(機能理解の一次情報)。 Hardware Accelerated GPU Scheduling(Microsoft DirectX Blog)

    設定 → システム → ディスプレイ → グラフィックの設定 → 「ハードウェアアクセラレーション GPU スケジューリング」をオン(※再起動要)

    効果: 入力遅延の体感やフレーム時間の安定が変化する場合あり(必ず良化するとは限らないため要ABテスト)

  3. 電源プランの最適化

    パフォーマンス重視の電源プランに変更することで、CPU/GPUの性能を引き出せる場合があります。特にノートPCは発熱や騒音が増えることがあるため、基本はAC接続時に試すのがおすすめです。

    コントロールパネル → 電源オプション → 「高パフォーマンス」 または 設定 → システム → 電源とスリープ → 電源モード → 「最高のパフォーマンス」
  4. 視覚効果の最小化

    Windowsの視覚効果を抑え、リソースをゲームに集中。

    システムのプロパティ → 詳細設定 → パフォーマンス → 設定 → 「パフォーマンスを優先する」または「カスタム」

【グラフィック設定編】GPU パフォーマンスの最適化

グラフィックカードのパソコン設定を最適化すると、FPSやフレーム時間の改善につながる場合があります。ここではNVIDIA / AMD の要点をまとめます(設定はタイトルや環境で最適解が変わるため、変更ごとに計測を推奨)。

NVIDIA GeForce 設定(要点)

NVIDIA Reflex(対応ゲームでの遅延低減の考え方)は、一次情報としてNVIDIA公式を参照できます。 NVIDIA Reflex(公式)

  • 電源管理モード:「パフォーマンス最大化を優先」
  • 低遅延: ゲームがNVIDIA Reflex対応ならゲーム内でON/ON+Boost。非対応のみNVCPの「低遅延モード:オン/ウルトラ」
  • 垂直同期(VRR前提): NVCPオン/ゲーム内オフ(VRRを使わない場合は挙動が変わるため要検証)
  • フレーム上限: モニターのリフレッシュレート−2〜3FPS(例:144Hz → 141〜142FPS)。これはVRR時に上限域へ張り付くのを避ける目的で設定する“ことがある”目安です。
  • AA/AF:「アプリケーション制御」
  • テクスチャフィルタリング:「パフォーマンス」

AMD Radeon 設定(要点)

AMD Radeon Anti-Lagの機能概要は、一次情報としてAMD公式でも確認できます。 AMD Radeon Anti-Lag(公式)

  • Anti-Lag: 有効(タイトルにより挙動差があるため要ベンチ)
  • FreeSync: 対応モニターなら有効
  • 垂直同期(VRR前提): ドライバ側オン/ゲーム内オフ(VRRを使わない場合は挙動が変わるため要検証)
  • フレーム上限: リフレッシュレート−2〜3FPS(VRR時の目安。目的は上限域の逸脱防止)
  • AA/AF:「アプリ設定を使用」

🧭 VRR(G-Sync/FreeSync)設定の条件分岐(事故防止の早見表)

VRRまわりは、「VRRを使うか」「表示モード」で推奨が変わりやすいポイントです。迷ったらまず「VRRが有効か(G-Sync/FreeSync)」「フルスク排他かボーダレスか」を確認してから調整してください。

あなたの環境V-Syncの考え方(目安)FPS上限(目安)まずやること(ABテスト)
VRRあり
(G-Sync/FreeSync有効)
+フルスク/ボーダレス
ドライバ側ON/ゲーム内OFFで検証開始(相性あり)リフレッシュ−2〜3FPSから開始(上限域の張り付き回避の狙い)平均/1%Low/フレーム時間を見て「ティアリング/遅延/カクつき」の折衷点を探す
VRRなし
(固定リフレッシュ)
まずはゲーム内V-SyncのON/OFFで体感とフレーム時間を比較(遅延・ティアリングのトレードオフ)上限は必要に応じて(発熱/騒音/フレーム時間安定の目的)フレーム時間スパイクが減るか、入力遅延が許容かを確認
VRRありだが不安定
(チラつき/違和感/カクつき)
組み合わせを変更してAB(例:ドライバOFF→ゲーム内ONなど)上限値を変えてAB(例:−2〜3→−5、または上限OFF)“1つずつ”変えてログを残す(同時変更は原因が追えない)

VRR利用時に上限を少し下げる理由(上限域での挙動・ティアリング/遅延の折衷)は、準一次情報としてBlur Bustersの解説が参考になります。 G-SYNC 101(Blur Busters)

🏁 競技寄りプリセット(低遅延/視認性優先の一例)

ここでの設定は「競技でよく選ばれやすい方向性」の一例です。プレイスタイルやタイトルにより最適解は変わるため、必ずABテストで確認してください。

  • 画質: 影・反射・パーティクルは最低/無効(視認性とフレーム時間優先)
  • 解像度: 1080p以下でFPS優先(必要に応じてDLSS/FSRの品質/バランス)
  • 表示モード: フルスクリーン(排他)
  • VRR+上限: G-Sync/FreeSync有効+上限=リフレッシュ−2〜3FPS(VRR時の目安)

【システム最適化編】バックグラウンド処理の削減

パソコン設定でバックグラウンド動作を最小化し、リソースをゲームへ集中。

  1. スタートアップアプリの整理

    Ctrl + Shift + Esc → タスクマネージャー → スタートアップ → 不要アプリを選択 → 「無効にする」 (例)常駐ランチャー/アップデーター類 等
  2. Windows Updateの一時停止(短期)

    設定 → 更新とセキュリティ → Windows Update → 「更新を一時停止」(ゲーム大会・収録時のみ)

    ⚠️ 注意: セキュリティのため定期的な更新は必須。停止する場合は「再開する日(例:翌日)」を先に決めておきましょう。

  3. 不要サービスの最小化(上級者向け)

    Windows + R → services.msc → Enter ・Windows Search / SysMain は恒久停止は推奨せず、短時間だけ最小化運用

    ⚠️ 重要: 誤設定は不安定化の原因。復帰手順を用意して実施。

    復帰の基本: 変更前に「サービス名」と「スタートアップの種類」をメモし、検証後は元の設定に戻します。

    目的: FPSそのものより、ストレージ由来のスタッターやバックグラウンド負荷の切り分けに使う意図で、短時間の検証に留めるのが安全です。

  4. リアルタイム保護の調整

    ⚠️ セキュリティ: ウイルス対策を無効化せず、ゲームフォルダを除外に入れるか「ゲームモード」を使用。

【ハードウェア編】FPS向上のための優先度

ソフト最適化に限界を感じたら、費用対効果の高い順で検討。

ハード優先度(目安)

1. グラフィックカード (GPU)

影響度:最大/購入時点の現行世代を優先。競技志向なら中位〜上位帯。

2. プロセッサ (CPU)

影響度:大/対戦FPSはCPU依存度が高い。6C12T以上が無難。

3. メモリ (RAM)

影響度:中/16GB以上。帯域(クロック/タイミング)も効く。

4. ストレージ (SSD)

影響度:中/NVMeでロード短縮・スタッター軽減。

💰 予算別アップグレード戦略

  • 約3万円: メモリ16GB化 + SATA→NVMe化(価格は時期により変動)
  • 約8万円: ミドルGPUへ更新(価格は時期により変動)
  • 約15万円: CPU + M/B + RAM刷新(価格は時期により変動)
  • 約30万円〜: 全体刷新(筐体/冷却含む。価格は時期により変動)

補足: 上記は相場で上下するため、記事としては「◯年◯月時点」などの時点表記を入れて更新する運用が安全です。

【ゲーム別設定編】人気タイトルの最適化の勘どころ

人気タイトル別のコツ

FPS/バトルロイヤル系

  • 解像度: 1920×1080(必要ならDLSS/FSR併用)
  • 視野角(FOV): 競技は高め
  • 影品質: 低〜無効
  • アンチエイリアシング: アプリ制御(軽量系優先)
  • エフェクト: 低(視認性優先)
  • 垂直同期: VRR運用のルールに従う

レーシング/スポーツ系

  • フレーム上限: 144FPS相当(環境に応じて)
  • モーションブラー: 無効
  • 被写界深度: 無効
  • パーティクル:
  • テクスチャ: 高(VRAM次第)
  • リフレクション: 低〜無効

RPG/アドベンチャー系

  • 目標FPS: 60〜75(安定重視)
  • 画質: 中〜高のバランス
  • 影: 中程度
  • テクスチャストリーミング: 有効
  • ロード最適化: SSD活用

【モニタリング編】FPSとパフォーマンスの監視

✅ ABテストの「良化判定ルール」(迷ったらここだけ見る)

  • 平均FPS: 全体の速さ。上がっても「カクつき」が残るなら次の指標へ。
  • 1% Low(0.1% Low): カクつきの指標。ここが上がるほど体感が安定しやすい。
  • フレーム時間: “スパイク(急な跳ね)”が減るとカクつきが減りやすい。
  • 温度: プレイ時間とともにFPSが落ちるなら、サーマルスロットリングを疑って冷却/ファン/清掃へ。

コツ: 1回のABで変えるのは1項目だけ(同時に複数を触ると原因が追えません)。

  1. Steam FPSカウンター

    Steamのオーバーレイ(性能モニター/表示機能)の説明は、Steam公式ヘルプで確認できます。 Steam オーバーレイ性能モニター(Steamヘルプ)

    Steam → 設定 → ゲーム中 → 「ゲーム中のフレームレートの表示」
  2. MSI Afterburner + RivaTuner

    FPS/GPU/CPU使用率・温度/フレーム時間/1%Low・0.1%LowをOSD表示。

  3. ベンチマークでABテスト

    • 3DMarkUnigine・各ゲーム内ベンチで設定前後を比較

【トラブルシューティング】FPS低下・カクつきの原因と対処

温度関連

症状: プレイ後に徐々にFPS低下

対処: 清掃/グリス塗り直し/ケースファン追加/室温管理

電源関連

症状: 高負荷で不安定

対処: PSU容量・品質確認/配線確認/UPSで電圧安定

メモリ関連

症状: 突然のフリーズ・クラッシュ

対処: 使用量監視/メモリ診断/仮想メモリ調整/増設

ドライバー関連

症状: 特定タイトルだけ調子が悪い

対処: 最新化/クリーンインストール/ロールバックで比較

ゲーミングPCの性能を引き出そう

適切なパソコン設定で、FPSやフレーム時間の安定に繋がる場合があります。

設定に不安がある場合は、ゲーミングPC専門のサポートにご相談ください。

まとめ:パソコン設定でFPSを改善する重要ポイント

最重要チェック

  • VRR+フレーム上限: リフレッシュ−2〜3FPS(VRR時の目安。迷ったら「VRR設定の条件分岐表」から)
  • Reflex/Anti-Lag: 対応ゲームではゲーム内機能を優先
  • V-Sync: VRR時はドライバON/ゲーム内OFF(VRRなしでは要再検証)
  • HAGS: 環境依存。ベンチで判断
  • バックグラウンド: 常駐最小化(恒久停止は避ける)

🏆 最終アドバイス

  • 段階的変更: 一度に多項目を変えずABテスト
  • 定期メンテ: 月1のドライバー更新と清掃
  • 指標: 平均FPSだけでなく 1% Low/0.1% Low とフレーム時間を重視
  • ハード投資: 温度・電力・騒音の三位一体で安定を取る

🔍 関連ガイド: 「Windows 11 ゲーミング最適化」「グラフィックドライバー完全設定」も併読推奨。

ゲームのFPSが伸びない・カクつく・入力遅延が気になる…
設定だけで改善しない時は、原因の切り分けから一緒に進められます。

FPS改善は「平均FPS」だけでなく1% Low/フレーム時間/温度/バックグラウンド負荷まで見て判断するのが安全です。
どこがボトルネックか(CPU/GPU/熱/ストレージ/ドライバ/ネットワーク)を短時間で整理し、やるべき優先度を明確にします。


パソコン設定のご依頼は0120-864-900受付番号096

【PR】本サイトはPCホスピタルと提携しており、お申し込みにより当サイト運営者に紹介報酬が支払われます。なお、お客様のお支払い金額には影響ありません。

料金表

FPS改善で「相談した方が早い」サイン

  • 平均FPSは出るのに、1% Lowが低くてカクつく(フレーム時間スパイク)
  • プレイ後に徐々に重くなる(熱・サーマルスロットリング疑い)
  • ドライバ更新後から不調/特定タイトルだけ不安定(クリーン導入やロールバック検証が必要)
  • VRR(G-Sync/FreeSync)やV-Sync設定が迷子(組み合わせで体感が変わる)
  • 電源・配線・補助電源が不安(高負荷で落ちる/再起動する)
  • 設定をいじりすぎて何が効いたか分からない(ABテスト設計から組み直し)

中止基準(安全最優先)

焦げたにおい/異臭、触れないほどの発熱、煙、電源断や再起動の連発などがある場合は
直ちに電源OFFし、配線・電源・冷却を確認してください。改善しない場合は無理に継続せずご相談ください。

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こちらのフォームから受付中です。
可能なら「PCスペック(CPU/GPU/RAM)」「ゲーム名」「解像度」「現象(1% Low/温度/落ちる等)」を書いていただくと早いです。

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